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名物8番“崖ホール”の心配は「泳げない」 渋野日向子の高所回避法は…

風光明媚なペブルビーチ。そのなかで渋野日向子の恐怖心をあおるホールが…(撮影:ALBA)

<全米女子オープン 事前情報◇5日◇ペブルビーチGL(米カリフォルニア州)◇6509ヤード・パー72>

太平洋を望むペブルビーチGLには、いくつかの名物ホールがある。どのホールも美しい景観で選手の心を癒やすが、8番のパー4は少しだけおっかないロケーションだ。打ち上げていくホールだが、セカンド地点とグリーンのあいだは崖。際は断崖絶壁で、高所恐怖症なら近寄らないほうがいい。

すでに2.5ラウンドの練習ラウンドを行った渋野日向子は、そんな名物ホールをどう見る? 「あんまり見てないです。泳げないんで(笑)」。かつては誤って崖から落ちた者もいるそうだが、上からのぞき込むと数十メートルの高さで、誘い込まれそうなほど。まずは落ちないようにという心配をするものだが、渋野の心配はそこではなかった。

「泳げないから、海の高いのはちょっと怖いんです」。こわごわのぞき込む選手が多いなか、「建物が高いのは別にいいんですけど、だいぶ避けて行ってしました」と遠回りで、下を見ないように迂回したという。

絶景を望みながらのプレーとなる今大会で、「ラッコも見ました!」と大会前の準備段階から見るものが新鮮。大会が始まればそんな余裕はないかもしれないが、まずは高所に要注意だ。(文・高桑均)

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