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渋野日向子のひとつ後輩 徳田葵がマイナビ ネクストヒロインツアー初出場でいきなり初優勝!

マイナビネクストヒロインツアー第3戦は初出場の徳田葵が優勝を遂げた(撮影:米山聡明)

<マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー 最終日(1日競技)◇26日◇第3戦Sky ALL Ladies Cup ◇瑞陵GC(6417ヤード・パー72)>
 
前半のハーフを1バーディ・1ボギーのイーブンパーで回った徳田葵が、後半はボギーなしで4つのバーディを奪い、4アンダーでフィニッシュ。クラブハウスリーダーで後続にプレッシャーかけた。

そのプレッシャーに負けじと、土方優花が11番ホールから14番まで4連続バーディを奪取。勝負は、徳田と土方のプレーオフへ。
 
プレーオフは1ホール目で、徳田が7メートルのバーディパットを決めて決着がついた。「入れたい気持ちは100パーセントあったけど、タッチが合えばいいと思って打ちました。がっついて入れたいと思って打つと、パンチが入って大きくオーバーしてしまうので」と、ウィニングパットを振り返った。
 
この日奪ったバーディは、パターのおかげだったとも話す。「きょうはパターが入ってくれました。グリーンが難しいコースなので、耐えてバーディがきたらラッキーと思っていました。勝ちたいと思わないようにして、順位を確認することもしませんでした。それがよかったのかもしれません」と、無欲とガマンのゴルフが流れを作ったと話す。
 
マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーは今大会が初めての出場だった徳田。「楽しくプレーできました。きょうは緊張がなくて、集中力につながったのが結果に結びつきました。こんな大きな大会で勝てたのは、本当にうれしいです賞金はプロテスト合格のため、練習ラウンドをいっぱいやらせていただきます」と、初出場で初優勝のよろこびを話した。
 
岡山県作陽高校出身で、徳田は渋野日向子のひとつ下の学年だった。世界のトップで戦う偉大な先輩に「早く追いつきたい」と心に誓う。プロテストは今年で4回目の受験。今大会の優勝でつかんだものは、徳田の背中を押すに違いないだろう。
 
※ネクストヒロインゴルフツアー(共催:株式会社マイナビ、株式会社ALBA、ALBA TV株式会社)は将来ツアーで活躍することを目指す、JLPGAプロテスト合格前の若手女子ゴルファーが経験を積むための場として19年に始まった。今シーズンは全15戦が予定されている。出場選手は年間ポイントランキングによるシード、前大会成績上位者、主催者推薦、ファン投票などによって決められる。

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