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ラウンド中の会話は英語? 首位発進の岩井明愛、申ジエとのプレーで語学も習得

岩井明愛が申ジエと英語で会話。首位発進も「浮かれない」(撮影:上山敬太)

<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 初日◇22日◇利府ゴルフ倶楽部(宮城県)◇6569ヤード・パー72>

2週連続優勝を目指す岩井明愛がボギーなしの7バーディで「65」をマーク。仁井優花、蛭田みな美とともに首位タイ発進を決めた。「ティショットがすごく良くてラフにも行かず、チャンスにつけられたところが多かったので良かった」と、バーディラッシュのラウンドを振り返った。

前週も初日に飛び出し、そのまま逃げ切る完全優勝。気分よく宮城県に入ったが、先週のことは先週のことで、頭にはすでにない。「気持ちが上がっていくとミスになってしまうので、抑えている感じです。『浮かれるなよ』と自分に言う感じです」と、浮ついた気持ちは一切なく、むしろ気を引き締めて臨んでいる。

今季は初優勝からすでに2勝。現在のメルセデス・ランキングは申ジエ(韓国)、山下美夢有に次いで3位。年間女王の称号も見える位置で後半戦に入っている。この日はそのジエとのラウンドで、ラウンド中は英語で会話しジエの教えを受けていると明かした。

「英語で話しかけてほしいと言いました」。きっかけは今年の「アース・モンダミンカップ」で同組となったとき。将来的に海外ツアー進出も考える岩井にとって、英語は一つの課題。「英語を勉強したいので」とジエにお願いし、今後を見据えて英会話にも前向きに取り組んでいる。

今年はメジャーを含み海外試合にも参戦。「ちょっとずつ」と語学力の上達は実感していると言うが、ゴルフのように超スピードでとはいかないよう。ジエは岩井らから遅れること2打差の4位タイ。2日目は同組とはいかなかったが、最終日には最終組で再び相まみえることになるのか。そして、そのときはやはり英語で会話になるのだろうか…。

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