米LPGA創始者の“最後の”一人 マリーン・ヘギーが89歳で死去

70年代、40歳を過ぎてもツアーで活躍した(撮影:GettyImages)

米LPGA創始者のひとり、マリーン・ヘギーーフォスラーが16日、89歳で亡くなった。

16歳だった1950年当時、ヘギーを含む13人により創設された米LPGA。その後の発展は目ざましく、現在では世界を代表する女子スポーツ団体として世界中の注目を集めるようになった。そんな13人のうち12人はすでに死去。“最後”のひとりも帰らぬ人となった。

サウスダコタ州で生まれ幼少期にカリフォルニア州に移住。3歳でゴルフを始めるとめきめきと腕を上げ、のちに13人のひとりとなった姉のアリスとともにジュニア大会で活躍。全米女性アスリート賞も獲得した経歴を持つ。

1950年のプロ転向後は56年の年間8勝を含め通算26勝。2002年には世界ゴルフ殿堂入りも果たし、今日に至るまで女子ゴルフ界に多大なる貢献を果たしてきた。

LPGAのモリー・サマン会長もヘギーの死去についてコメント。「残念だが、私たちは彼女のことを忘れない。素晴らしいアスリートであり、競技者であり、若くとも人生において成功できることを示してくれた。彼女のLPGAへの貢献に感謝しつつ、今後も成長し続けたい」とした。

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