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2週連続Vを狙う橋添穂が難コースで思ったこと「攻めたほうが守りになるかも」

橋添穂、2週連続Vに向けてあすは攻める!(撮影:福田文平)

<Hanasaka Ladies Yanmar Golf Tournament 初日◇6日◇琵琶湖カントリー倶楽部 栗東・琵琶湖コース(滋賀県)◇6408ヤード・パー72>

ステップ・アップ・ツアー第2戦「ラシンク・ニンジニア/RKBレディース」で初優勝を挙げた橋添穂がこの大会でも好発進。首位と3打差の5位タイにつけた。

2週連続優勝が狙える位置だが、満足のいく内容ではなかった。「グリーンはなかなかラインが読み切れませんでした。ショットも状態があまり良くないので、手前から手前からを意識しました。フラストレーションがたまる展開でしたが、自分をコントロールできました」。右手首に痛みがある中で、思うようなゴルフができないのがもどかしそうだった。

それでも耐えきってスコアを伸ばした橋添だが、この日のラウンドで印象に残ったのが同組で回った藤田かれんの攻めの姿勢だった。藤田は会場の琵琶湖CCで研修生をしていた経験のある選手。パー5などでは2オンを狙ったり、果敢に攻める姿に「攻める方が守りになることもあるかもしれませんね。明日からは逃げずに、短いホールは攻めていきたい。短いコースもけっして簡単ではないですが」。2日目からは意識を少し変えて難コースに立ち向かう。

優勝したことにより、年末のQTはファイナルからの参加に。「ほっとした部分もあるけど、試合は続いていくので。270万円(※RKBレディース優勝賞金)もアドバンテージじゃない。どんどんチャレンジしていきたいです」。ステップ・アップ・ツアーの賞金ランク1、2位になれば、来季レギュラーツアー前半戦の出場権を獲得することができる。1勝で満足せず、次の勝利を。初優勝は初日から首位に立っての逃げ切りだったが、こんどは挑戦者として逆転優勝を狙う。

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