• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 昨季賞金王・⽐嘉⼀貴が沖縄でジュニア大会を初開催 「同じフィールドで戦うことが夢」

昨季賞金王・⽐嘉⼀貴が沖縄でジュニア大会を初開催 「同じフィールドで戦うことが夢」

比嘉一貴が地元・沖縄でジュニアゴルフカップを開催。かけがえのない時間を過ごした(大会提供)

<比嘉一貴invitationalジュニアゴルフカップ 最終日(1日競技)◇17日◇かねひで喜瀬カントリークラブ(沖縄県)>

昨季の国内男子ツアー賞金王に輝いた⽐嘉⼀貴が、18日に出身地の沖縄県で『第1回 ⽐嘉⼀貴 invitational ジュニアゴルフカップ』を開催した。中学1年から高校2年生までの男女31名が参加。18ホールのストロークプレーで優勝を争った。

子どもたちを招待したホストの比嘉は、「プロゴルファーとして名前が付くジュニアのトーナメントをやりたいなとずっと思っていた。僕らは宮⾥藍さんのおかげで、ジュニアの環境もすごく良く、競技⼈⼝も多くて恵まれていた。今の沖縄は競技⼈⼝もすごく減って元気がないと聞いていたので、何か少しでも⼒になればいいなと思って今回の開催に⾄りました」と、大会の意図を説明する。「各組、ひとホールずつしか(一緒に)回れなかったですが、すごく緊張感を持ってプレーしてくれていたので、この先につながってくれたらなと思います。県外の選⼿と交流ができるような、⼤きな⼤会にしていきたい」と、展望も話した。

今年に入り、米国、欧州、そしてアジアとすでに海外で5試合を戦っている。そして来月には初の「マスターズ」にも出場する。現在はそこに向けて調整中で、「100%の⼒がマスターズで出せるように頑張ります」と意気込んでいる。目標について聞かれると、「優勝と⾔いたいところですが(笑)。週末、テレビに映るところで活躍できたらいいなと思います」と答えた。

「この⼤会からプロになって、また同じフィールドで戦えることが夢。どんどん選⼿が出てくれたらうれしい。僕が優作さんや藍さんを⾒て憧れを持ってプロの世界を⽬指していたので、僕も模範になってプロを⽬指してくれたらな」。オーガスタで子どもたちにかっこいい姿を見せることも、大きなモチベーションになりそうだ。

関連記事