どこまで進化? 2024年の最新・最強ドライバーがスゴすぎ

左からピン〈G430 MAX 10K〉ドライバー、キャロウェイ〈パラダイムAi SMOKE MAX〉ドライバー、テーラーメイド〈Qi10〉ドライバー、コブラ〈ダークスピードX〉ドライバー

カーボンウッドがもたらすニュースタンダード

革新的なテクノロジーでゴルフ業界を席巻し続けるテーラーメイド。昨今では〈ステルス〉シリーズにおけるカーボンを使ったフェース構造には驚かされたが、最新作〈Qi10〉ドライバーはよりやさしく、前作を凌ぐ飛ばせるクラブへと進化を遂げた。ヴィクトリアゴルフ新橋日比谷口店にて、ゴルフクラブアドバイザーとして活躍する渡辺真太郎氏は〈Qi10〉ドライバーについて「これまでのテーラーメイドのクラブとはイメージがガラッと変わりました。ラインナップとしてはスタンダードモデル〈Qi10〉、慣性モーメントが1万g・㎠を超えの〈Qi10 MAX〉、ロースピン設計の〈Qi10 LS〉の3モデル。実際に自分のスイングタイプに合うモデルをトラックマンで打ち比べて頂ければと思います」と語る。

今回 “ど真ん中”なスタンダートモデル〈Qi10〉ドライバーを実際に打ったスイングコーチ・関浩太郎は前作〈ステルス2〉シリーズよりもミスへの寛容性はもちろん、直進性や操作性が向上したことに着目した。

「ガンガン振っていくような中・上級者にぴったりなモデル。どちらかというとヘッドスピードがある程度出せるアスリートゴルファーにメリットがあるでしょう。ミスヒットにも強く、曲がらないし、狙ったところにコントロールしやすいのも特徴。まさにプロの要望に応えた一本といえます」(関)

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ヒューマンデータを加えた最強のAI設計

これまでのロボットテストによるデータに加え、約25万人分のアマチュアゴルファーたちのリアルなスイングデータから導き出した『Aiスマートフェース』を搭載したキャロウェイ〈パラダイムAi SMOKE〉シリーズ。ドライバーは4種類をラインナップしているが、スタンダードモデル〈パラダイムAi SMOKE MAX〉はアマチュアからプロまで幅広いターゲットにマッチするオールマイティさが光る。

「このネーミングの“SMOKE”はアメリカのスラングで“スピード感”とか“速い”という意味もあるそうです。大理石のようなパラダイムらしいソールデザインもインパクトがあります。今回からヒューマンデータによるAI設計が加わり、より精度が上がりました」と渡辺氏。そして、関はこのAI設計による特別なフィーリングを感じたようだ。

「計算された重心位置によってシャフトのしなり位置がコントロールされているような感覚があります。とにかく芯にあたって飛びますし、曲がりません。非常にバランスが良く、振り抜きやすい。ヒューマンデータによってフィーリングも確実に向上しています。フェアウェイが狭くても自信を持って狙っていけるはずです」(関)

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