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桑木志帆は前週投入の新ドライバーで10ヤードUP! 44人抜きで一気に優勝戦線へ

飛んで曲がらない新ドライバーで好スコアにつなげた(撮影:鈴木祥)

<アース・モンダミンカップ 2日目◇23 日◇カメリアヒルズカントリークラブ(千葉県)◇6650 ヤード・パー72>
 
48位タイからスタートした桑木志帆はこの日、ボギーフリーの6バーディを奪い、トータル6アンダーで一気に4位タイまで浮上してきた。

「きょうは久々にいいリズムで、いい感じに回れました」と笑顔を浮かべて取材陣の前に姿を現した桑木。「ショットが安定していたのでチャンスにつけられて、それをしっかり決めきることができました」と、ボギーなしのラウンドを振り返る。
 
各選手が警戒するラフについても「ドライバーがよくて、ラフにあまりいかなかった」とフェアウェイをとらえ続けた。実は前週からドライバーを新調して、「自信を持って振れるようになってきた」という。「けっこう振っても曲がらないし、飛ぶようになった」と、ブリヂストンゴルフの未発表ドライバー『B-Limited B1 LS』への変更が功を奏した。
 
「もともと使っていたドライバーが5年前のモデルで、スピン量がすごく多かった」と悩んでいたが、「試したら、すごくよかった」とそれが解決。スピン量が減ったことで、「前のヘッドから10ヤードは飛距離が伸びて、今はキャリーで230~235ヤードくらい」と250ヤードを超えるドライバーショットを連発。より短い距離からグリーンを狙うことができている。
 
予選ラウンド2日間は、今季すでに4勝を挙げている絶対女王・山下美夢有と同組で回った。それについて聞かれると、「リズムがよくて、スイングに無駄がないし、すべてピンに絡んでいた。淡々とプレーしていて、全部リズムが一定なのがすごい。見習いたいと思いました」と、一学年上の女王から刺激を受けた様子だ。
 
山下は昨季、圧倒的な強さでメルセデス・ランキング1位となり年間女王を戴冠。今季も4勝を挙げてトップを走る。一方の桑木は昨シーズン、メルセデス・ランキング50位以内のシードにわずか3.11pt足りず、51位で涙をのんだ。しかし、今季はここまでメルセデス・ランキング17位で、前週の大会終了をもって実施された第1回リランキングでは1位となり、中盤戦の出場権をしっかりと確保した。
 
大谷翔平がアメリカとのWBC決勝直前、円陣で「憧れるのをやめましょう」と声をかけていたように、桑木も山下に憧れるだけではなく、追い抜くべき存在として意識している。予選ラウンドを終えて、両者はトータル6アンダーで並んでいる。「バーディ合戦になると思うので、ショットでチャンスをつけて、2日間で8つくらい伸ばせたらな」と、その目は優勝しか見ていない。(文・杉本夏希)

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