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「もう無理!(笑)」 岩崎亜久竜が10バーディ『63』の猛チャージで4カ月ぶり予選通過

2日目に「63」と猛チャージを見せた岩崎亜久竜(写真は横浜ミナトチャンピオンシップ)(撮影:ALBA)

<Shinhan Donghae Open 2日目◇8日◇クラブ72CC オーシャンC(韓国)◇7204ヤード・パー72>

今季は欧州ツアーを主戦場としている岩崎亜久竜(いわさき・あぐり)が、6連続を含む10バーディー・1ボギーの猛チャージ。「63」をマークしてトータル7アンダーでホールアウトし、初日の2オーバー・122位タイの予選落ちの危機から、一気に上位へジャンプアップを果たした。

「今日はパターと100ヤード以内のウェッジが良かった」と話した岩崎は、アウトコースからスタートして、2番パー4でこの日初バーディ。そこから7番まで6連続バーディを奪う圧巻のゴルフで折り返す。後半に入って12番パー3でボギーを打つも、続く13番、14番で連続バーディ。終盤の16番、18番でもバーディを奪って、アクセル全開で18ホールを駆け抜けた。

予選通過圏外から見事にカムバックを果たした岩崎は、「一個一個大事に。流れも悪くなかったので、ボギーの後にバーディ、バーディでよかった」と振り返った。『もっと伸ばせたか?』と問われると、「もう無理!」と笑った。

昨シーズンは未勝利ながら日本ツアーの賞金ランキングで3位に入り、今年はその資格で欧州ツアーに参戦をしている。しかし、14試合に出場して予選落ちが10回、棄権が1回と賞金ランキングは259位に低迷。日本でも今季6試合で予選通過は1度だけと苦しんでいる。決勝ラウンドに進むのは、5月にベルギーで開催された欧州ツアー「ソウダルオープン」以来、およそ4カ月ぶりとなった。

これまでの苦戦を吹き飛ばす快ラウンドに、「メンタル的にはだいぶ。やっと予選通過できたので」と安堵した岩崎。ツアー初優勝へ週末もギアを上げていく。

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