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春風吹く桜の木の下で吉田優利が味わった悔しさ【ライブ写真から振り返る2022年女子ツアー】

23年シーズンは3勝目を目指す吉田優利(撮影:佐々木啓)

いよいよ3月2日に2023年日本女子ツアーが開幕する。11月末の最終戦まで38試合、どんな戦いが繰り広げられるのか。22年シーズンを振り返って占いたい。ALBA Netおなじみの「ライブ写真」で、各大会期間中に閲覧数が一番多かった写真から振り返る。

写真は22年「明治安田生命レディスヨコハマタイヤゴルフトーナメント」(3月11日~13日、高知県・土佐CC)の初日、9時50分アウトコーススタートの吉田優利が春の訪れを感じさせる桜の木の下を歩いているところだ。吉田は桜色のセーター。白いセーターを着た同組の西郷真央も後ろに見える。

この日、吉田はイーブンパーで50位タイ。2日目もスコアを伸ばすことができず、2日間トータルイーブンパーで予選落ちを喫した。吉田の桜はこの試合で咲くことはなかったが、予選落ちの悔しさが火をつけたのだろう。次週「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」(3月18日~20日、鹿児島県・鹿児島高牧CC)では初日に2位タイにつけた。

2日目にダブルボギーを叩いてスコアを落とすも、「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」では3日間を終えて通算5アンダー。結果6位タイに入った。

吉田はその後、トップ10入賞19回(2位)。優勝こそなかったもののコンスタントに成績を残し、メレセデスランキング6位でシーズンを終えた。

プレーオフまで進み2位タイで終えた7戦目「KKT杯バンテリンレディスオープン」(4月15日~17日、熊本県・熊本空港CC)では、「最近、すごくゴルフがよくなってきていて、それが結果に出ました。こういうゴルフを続けていれば、またいつかチャンスがあるんじゃないかと思います」と力強くコメントした吉田。

23年シーズンこそ3勝目の栄冠を手にして、自身の桜を見事に咲かせることだろう。

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