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佐久間朱莉が初体験! 最終日最終組で「思うようなゴルフは出来なかったけど…」

初めて最終日最終組でラウンドした佐久間朱莉(撮影:米山聡明)

「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」を7位タイで終えた佐久間朱莉が自身のインスタグラムを更新。初めて最終日最終組でラウンドした大会を振り返った。

トーナメントが開催されたのは茨城ゴルフ倶楽部。昨年よりも距離が伸びたうえにグリーンは早く仕上がった。しかも会期中は強風にあおられ最終日は雨と、ゴルファーにとっては厳しい環境が揃った4日間だった。
 
佐久間も「本当にタフな4日間でした」と語るが、それでもトップと11打差の29位タイでスタートした大会3日目には多くの選手が強風でスコアを落とす中、5バーディを奪い3位タイに浮上。最終日には優勝を争う最終組を初めて経験することとなった。
 
「初めての最終日最終組、思うようなゴルフは出来なかったけど、何とかトップ10入り」と少し悔しさも感じさせるが「本当にタフな4日間でしたが、3日目のスコアを出せたことは自分を褒めてあげたいと思います」と語り、厳しいコンディションの中で掴んだ成果も感じ取っているようだ。
 
佐久間は2021年6月にプロテスト合格、同年にJLPGAステップ・アップ・ツアーで優勝。22年はレギュラーツアーで安定した成績を残しシード権を獲得した。シーズンオフには仲よしの桑木志帆と沖縄で合宿を行い、練習場とラウンドに明け暮れた日々を過ごし、万全の体制で今シーズンの開幕を迎えた。しかし成績は安定しているものの、優勝争いに絡んだのは1回だけ。大会前週には師匠であるジャンボ尾崎の元を訪ねた際に叱咤激励を受けたそうだ。積み重ねてきた努力や激励はこれからの佐久間をさらに力強く後押ししてくれることだろう。
 
コメント欄には強風雨降りの中でも会場で帯同応援した人からの声援も多く「強風の中でのトップスコア、凄かったです」「最終日最終組は優勝への経験値になりましたね」「初優勝は間違いなくすぐそこ」とレギュラーツアーでの初優勝を期待する声が多かった。シーズンは中盤に差し掛かるが、これからの佐久間の活躍に注目したい。

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