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コロナ禍の2020年ゴルフ界 問われた分かれ道の過ごし方【岡本綾子に聞く女子ツアー】(No.164933) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

女子プロはコロナ禍をどう過ごしたのか?(撮影:佐々木啓)

2020年は新型コロナウイルス感染拡大という大変な年になりました。疾病との目に見えない戦いは、0歳の人も100歳の人も同じ。大昔、女子プロの世界を築いた人たちも、今の若い選手たちも同じように経験したことのない前代未聞の事態です。これを、いい年にした人と、何となく乗り切れなかった人にわかれたのではないでしょうか。

原英莉花と渋野日向子のじゃれあい【写真】

試合がなくなり、身動きも自由に取れない中、プロゴルファーそれぞれが、一人で24時間の使い方を考えて、トレーニングしたり練習したりすることが増えたのは、よかったのではないかと思います。

最近は、コーチなど誰かが必ず付きっきりでいないと練習できない選手も少なくありません。やるべきことを手取り足取りしてもらうのが当たり前になっている場合もあります。でも、人間は他の動物と違って未知の部分を探求し、考える動物。たくさんの情報や、教えられたことの中から自分に必要なものを選び、そこから自分で解釈することで初めて身に付きます。

今回のことは、若い選手たちにとって自分を見つめ直す機会になったはずです。今までずっと誰かに頼ってあまり考えることをしないできた人にとっても、そういう時間を持ったことは有意義だったはずです。

もちろん、人間の能力の開花には早い遅いがあります。すぐにうまく結果が出るケースと、そうでないケースがあるでしょう。早いほうが注目を浴びやすいのでいいように見えますが、人はそれぞれ。マイペースでいいのではないでしょうか。

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