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“神童”ドンチッチの「一番好きな選手はデュラント」。理由は「簡単そうに見えて、誰にも真似できない」<DUNKSHOOT>

リーグを代表するスター選手の2人は、ライバルであると同時に互いをリスペクトしている。(C)Getty Images
ブルックリン・ネッツのケビン・デュラントとダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチ。リーグを代表するスーパースターの2人は、ライバルであると同時に互いをリスペクトし合う存在でもあるようだ。

マーベリックスが113−111でネッツを下した現地時間3月16日(日本時間17日、日付は以下同)の試合後、デュラントはドンチッチを称賛。この日37得点、9リバウンド、9アシストと暴れ回った“スロベニアの神童”について「彼に限界はない。この先も長く活躍し続けるだろう」と褒め称えた。

そのドンチッチにとって、デュラントは最もお気に入りの選手だという。JJ・レディック(元ロサンゼルス・クリッパーズほか)がホストを務めるポッドキャスト番組『The Old Man and the Three』にゲスト出演したドンチッチは、自身の好きなプレーヤーについて聞かれ、こう話した。

「ああ、たくさんいるね。でも、1番はKD(デュラントの愛称)だと思う。彼のプレーをずっと観てきた。あまりにも簡単そうに見えるよね。信じられないけれど、あまりにも簡単そうに見えるんだ。彼を見たら、誰もができることをやっているように見える。だが実際は、彼以外の誰にもできやしないんだ。彼の得点の仕方は、ただただ信じられないよ」
“プレーが簡単そうに見える”というのは、デュラントだけでなくドンチッチにも当てはまることだろう。ともに恵まれたサイズにガード並みのスキル、優れたシュート力、そして高いバスケットボールIQを備える2人は、いとも容易くハイパフォーマンスを披露しているように見える。しかし実際には、あの高次元のプレーの連続は誰にも真似できない芸当なのだ。

そして今後の目標についてドンチッチは「MVPを獲るのは良いことだが、それは究極の目標ではない」と明言。続けてこう語った。

「NBAで優勝すること。それだけが僕の望みさ。それが僕の唯一の目標なんだ。そして、いつかそれが実現することを願っているよ」

過去2年のプレーオフは、いずれも1回戦で敗退しているドンチッチとマーベリックス。はたして、2011年以来のリーグ制覇を近い将来成し遂げることができるのか。そしてその障壁として、デュラントが立ちはだかる可能性もゼロではないだろう。

構成●ダンクシュート編集部

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