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「全部パーフェクト」植竹希望がウッド系一新で今季ベスト『67』発進

ウッド系一新の植竹希望が今季最高のスタートを切った。(撮影:鈴木祥)

<楽天スーパーレディース 初日◇27日◇東急グランドオークゴルフクラブ(兵庫県)◇6636ヤード・パー72>

本日時点のメルセデスランキングは94位、今シーズンはトップ10フィニッシュがまだ一度もなく、苦しんでいた植竹希望が「楽天スーパーレディース」の初日に今季自己ベストの「67」をマーク。ホールアウト時点で首位と2打差の好スタートを切った。

植竹はこの試合からドライバー、3番&5番ウッド、4番&5番&6番ユーティリティと実に6本ものクラブを変更したという。これはツアーで戦うプロゴルファーとしては異例のこと。しかし、この大胆なチェンジが「しっくりきてて、ショットがずっとイマイチな感じだったんですど、いい変化があったのかなと思います。変えて良かったです」と奏功した。

これまでシーズン中にクラブを替えることは「なかったですね」と言い切っていた植竹。「振った感じが良くて、顔も好きで音も良くて、飛距離も出ます。全部パーフェクトすぎちゃった」という絶賛の言葉からも、新しいクラブに対する確かな信頼がうかがえる。

植竹が投入した新モデルに関しては、ヤマハのアスリートモデル『RMX』シリーズの新作なのは間違いない。だが、まだ正式発表前のモデルとあって詳細に関してはメーカー側から情報をもらうことはできなかった。続報を待ちたい。

植竹は今大会の3日目(29日)が25歳の誕生日。「誕生日の週の試合はジュニアの時から優勝したりとかいいことが多いので、ゲン担ぎくらいの感じでやっていきたいなと思います」。クラブを一新したことでつかんだ今季最高のスタート。悲願のツアー2勝目へ、この流れを切らさずに突き進む。

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