• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • まさかの“勘違い”も? 上野菜々子はルーキー対決で惜敗もスッキリ「久しぶりに楽しかった」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

まさかの“勘違い”も? 上野菜々子はルーキー対決で惜敗もスッキリ「久しぶりに楽しかった」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 岩井千怜 -10 2 上野菜々子 -10 3 山本薫里 -9 4 岩井明愛 -8 5 阿部未悠 -7 6 倉田珠里亜 -5 7 石山千晶 -4 天良枝里子 -4 後藤未有 -4 10 橋添穂 -3 順位の続きを見る

最後まで清々しい勝負を続けた上野菜々子(左)と岩井千怜

最後まで清々しい勝負を続けた上野菜々子(左)と岩井千怜(撮影:上山敬太)

カストロールレディース 最終日◇3日◇富士市原ゴルフクラブ(千葉県)◇6420ヤード・パー72>

ルーキー同士のプレーオフ対決となった今年の大会。岩井千怜(ちさと)に惜しくも敗れた上野菜々子だが、その表情は晴れやかだった。

プレーオフ直前…なんだか楽しそうな2人【大会ライブフォト】

トップと3打差の4位タイからスタートすると、5つ伸ばして後半に首位の座を奪った。最終ホールまでは1打リードの単独トップ。だがそこで岩井に追いつかれた。そしてプレーオフ2ホール目で、グリーン右手前の池につかまりダブルボギー。これで初優勝を逃したが、「やりきったので、満足です」と、プロ入り3カ月目で訪れた勝負に大きな手ごたえをつかんだ。

プレーオフ前には、こんなルーキーらしい一幕もあった。実は最後まで自分のスコアを1打勘違いをしていた上野は、正規の18番でバーディパットを決めた岩井が優勝したと思い込み「おめでとう!」と声をかけたという。その後、スコア申告の場で並んでいることを知り「え?プレーオフ?」とドタバタ。それほど死力を尽くした戦いでもあった。

2019年には初受験となったプロテストに落ちて、“プラチナ世代”とも呼ばれる同級生たちに先を越された。昨年はコロナ禍でプロテストが延期となり、ようやくプロになったのが今年の6月だ。「ずっとプロテストに目を向けていたので、優勝争いに絡めて久しぶりに楽しかったです」。プロとしてのしびれる戦いで火が着いた上野の、今後の活躍が楽しみだ。

関連記事