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Netflix『フルスイング』シーズン2がまもなく公開 ライダーカップに選考漏れしたK・ブラッドリーのその瞬間も

「フルスイング」シーズン2に出演するキーガン・ブラッドリー(撮影:GettyImages)

Netflixのドキュメンタリー、『フルスイング』シーズン2がいよいよ3月6日に公開される。昨年2月にシーズン1が配信され、PGAツアーを戦うトップ選手たちの舞台裏、オフを過ごす姿を初めてカメラが捉えた。

シーズン2に登場するのはローリー・マキロイ(北アイルランド)、ジャスティン・トーマス(米国)、ダスティン・ジョンソン(米国)、リッキー・ファウラー(米国)、トム・キム(韓国)、ウィンダム・クラーク(米国)、ジャスティン・ローズ(イングランド)らで、2011年に「全米プロ選手権」を制したキーガン・ブラッドリー(米国)も含まれている。

22年に「ZOZOチャンピオンシップ」を勝ち、23年には「トラベラーズ選手権」も優勝。ブラッドリーは23年9月にローマで開催された「ライダーカップ」の米国チーム入りを目指した。残念ながらポイントでは入られなかったが、キャプテンのザック・ジョンソン(米国)から選出されることを祈った。USトゥデイによると、ブラッドリーが実際にジョンソンから「選出しない」という電話を受けるシーンが映し出されるという。

8月28日が発表の日。ブラッドリーは前夜、ジョンソンから「明日の朝、みんなに電話をかける」とメッセージを受け取る。そのお陰でもう一晩、苦しい気持ちで過ごさなければならなかった。そして翌朝、ジョンソンからの電話を待っていると、Netflixの撮影クルーから「家から5分のところに居る。行ってもいいか?」と連絡がある。

ブラッドリーは「僕が選ばれるからNetflixがカメラを送ったのだろう」と想像したのだが、実際は逆。最終的にブラッドリーが受け取った電話は「選出されない」だった。そのショッキングな瞬間をNetflixは捉えているという。

マキロイらがサウジアラビアの政府系ファンドのPIFがバックアップするLIVゴルフとの戦い、共存へ向けて苦悩の日々を送る姿も…。3月6日に世界で一斉公開が始まる。(文・武川玲子=米国在住)

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