シン貧打爆裂レポート『AI-ONE #7 S パター』

注目ポイント

オデッセイは、『AI-ONE #7 S パター』を2023年11月3日に発売しました。

『AI-ONE パター』は、ドライバーを始めとしたクラブで採用され、実績も残しているAI設計で作られたフェースを史上初めて搭載しています。サラッと書きましたが、これは大事件です。

大きな力でフェースに当たり、反発力を使って初速を増す効果は、4年前に初めてドライバーのフェースとして説明を受けたときにイメージできました。実際に試打してみると、その飛距離性能高さと、芯の広さに驚愕しました。

今では、フェース裏に凸凹があるフェースは当たり前で、つるつるの処理をしたものは見られません。さて、フェースが歪まない小さな力でしかインパクトされないパターでも、「AI フェース」は有効で、機能するのでしょうか?

まず、イメージできないのです。そして、有効なのであれば、どうして4年間も採用されなかったのでしょうか?

たくさんの疑問を持った状態で、『AI-ONE #7 S パター』の試打が決まりました。『#7 S パター』は、いわゆるツノ型のヘッド形状にショートネックという最近のヘッド形状としてはスタンダードのど真ん中にあるヘッド形状です。

もう一つ、ちょっと注目したのはシャフトです。ツアーの現場からスチールとカーボンの複合ではなく、機能はそのままで、スチールだけのシャフトはが欲しいという要望があったことに応えたのが「STROKE LAB 90」シャフトだということです。面白そうです。

『AI-ONE #7 S パター』は、幻の夢パターなのか?夢を実現する新しいパターなのか?打ってみることにしました。

試打した日は、晴れで、気温は7℃~26℃。微風。グリーンは9.5フィートの速さ。
使用したボールは、使い慣れていてクラブだけの影響に集中できる『TOUR B X』です。

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