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女性の妊娠、出産への理解がまだまだ低い?【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】(No.160829) | ツアーニュース | ツアー情報 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net|GOLF情報

今季開幕戦でプレーする横峯さくら 妊娠、出産を経てもプレーできる環境整備が求められる(撮影:GettyImages)

相変わらず、女性の生き方にガタガタ口を挟む輩が多いことに驚いた。今週の6日に開幕する「TOTOジャパンクラシック」(茨城・太平洋C美野里C)に妊娠7カ月の横峯さくらが出場することに関してのネットの書き込みに、それが顕著に表れている。

横峯さくらの使用シャフト、女子ツアーではレア?

今季は2試合に出場した後、8月の「ニトリレディス」を直前で欠場。9月8日に妊娠を発表して以来、初めてのプレーとなる。

このことを大会開幕3日前にスポーツ報知が本人のコメント入りで記事にした。予定日は来年2月。妊娠7カ月の安定期でもあり、プロゴルファーである横峯が仕事としてプレーするという話だ。

医学がどんなに発達しても、妊娠、出産は簡単なことではない。命がけなのは、昔も今も変わらないし、個人差もある。それでも、母親のためにも、生まれてくる子供のためにも、体調さえよければ適度に動くことも推奨されているのが現代社会だ。

妊娠を経験していても、していなくても(女性でも男性でも)この程度のことは周囲とのコミュニケーションがあれば知っているはずだ。すっかり過去のものとなった“常識”を上書きすることができない(しようとしない)一定以上の年齢の人間を除いては。

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