“パット迷子”の松山英樹 開幕戦58位に不満「結果が欲しい」

グリーン上で苦しんだ松山英樹。終始厳しい表情を見せた(写真は3日目)(撮影:GettyImages)

<ザ・セントリー 最終日◇7日◇カパルア・リゾート プランテーションC(米ハワイ州)◇7596ヤード・パー73>

最終日もことごとくパットが入らなかった。風のない良コンディションで「69」と4つ伸ばしたが、トータル8アンダーは出場59人中58位。“ブービー”という結果に、松山英樹は不満をあらわにした。

10番パー4からスタートし、前半は2バーディ・1ボギー。後半からはショットがやや復調し、3番パー4で2.5メートルを沈めると、5番からは2連続バーディを決めた。最終9番パー5では2オンに成功したが、3パットを喫してパー。最後までパットに泣かされた。

「パッティングはあまりいい兆しが見えない。せめてトップ10前後くらいにはいたかったってのはあるけど、そうできない今の現状をしっかり受け止める」

前日には「迷子になっている」と表現したパッティングだが、最終日も復調のきっかけをつかむことはできなかった。ショットに関しては一定の手応えを得たものの、「スコアを伸ばしていくためには、まだまだ精度が足りない」と厳しい表情を崩さなかった。

「(パットが)入ったという結果が欲しい」。内容よりも、まずは好スコアが何よりの薬となる。「今週終わったので、一回リセットする。どうするべきなのかしっかりと考えて、次に繋げていきたい」。

来週は2022年に勝利を挙げた「ソニー・オープン・イン・ハワイ」に挑む。今年を占うハワイ2連戦でどん欲に結果を求めていく。

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