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「ずっと流れが悪かった」からのカムバック 稲見萌寧は残り4ホールで3バーディ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 鈴木愛 -4 2 上田桃子 -3 内田ことこ -3 4 若林舞衣子 -2 菊地絵理香 -2 申ジエ -2 石井理緒 -2 イ・ミニョン -2 櫻井心那 -2 岩井明愛 -2 順位の続きを見る

苦しいラウンドも笑顔で締めくくった

苦しいラウンドも笑顔で締めくくった(撮影:米山聡明)

北海道meijiカップ 初日◇5日◇札幌国際カントリークラブ 島松コース(北海道)◇6557ヤード・パー72>

稲見萌寧は、14番を終えて3オーバーだった。「パッティングがなかなか入らなかったり、風も強くてショットも荒れたり。なかなかチャンス、バーディが来なくて苦しい展開でした」とガマンが続いていたが、意地をみせた。

貴重!琴音、萌寧、優菜の貴重なドレス3ショット

15番パー4でおよそ17メートルのロングパットを沈めると「ずっと流れが悪かったので、気持ち的に助かった」と、反撃の幕が上がる。16番パー4では2打目をグリーン左手前の木に当たり、続くアプローチは2メートルと微妙な距離が残ったがパーをセーブ。17番パー3では手前4.5メートルを沈めて、最終18番パー5は手前5メートルのフックラインをカップ真ん中から決めた。これでスコアもイーブンに。右手で小さくガッツポーズを作り、満面の笑顔を浮かべた。

多くの選手が風に翻弄された。風速4.3m/sと決して強風ではないが、コースを巻くように吹く風を、常に読み切るのは難しい。「とりあえず耐えること(が大切)」と、言葉通りなんとか耐えて、華麗なるカムバックにつなげた。

首位との差は4打差で、17位タイからのスタート。「なるべくフェアウェイをキープして、そしてグリーンに乗せて。そこでチャンスについたらしっかり決めたいです」。終盤の「いい流れ」をあすにつなげて、じわりじわりとその差を詰めていく。

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