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今季メジャーの予選通過率“100%” 古江彩佳「ちょっとは進化できた」

今季は古江彩佳の安定感が際立っている(撮影:福田文平)

<AIG女子オープン 2日目◇11日◇ウォルトン・ヒースGC(イングランド)◇6881ヤード・パー72>
 
古江彩佳は1イーグル・2バーディ・2ボギーの「70」と2つ伸ばして、トータル2アンダー・18位タイで予選を通過。これで今季は、4月の「シェブロン選手権」(52位)、6月の「KPMG全米女子プロ」(8位)、7月の「全米女子オープン」(6位)、「アムンディ・エビアン選手権」(36位)と5つのメジャーすべてで決勝ラウンド進出を果たした。

米ツアー参戦1年目の昨シーズンは、メジャー5戦中3戦で予選落ちした古江。「やっぱり大きな大会で4日間戦えなかったのは悔しさが残っていた。とりあえず今年はうれしいですね。ちょっとは進化できたかなと思います」。今季は先週までで16試合に出場して予選落ちはわずか1回、ポイントランキング4位と、シーズンを通して好調をキープしている。
 
この日は、6番までパーを並べて、7番で3メートルを沈めて最初のバーディを奪う。そして、折り返して14番パー4でビッグプレーが飛び出す。「少し薄いヒットではあったけれど、うまくラインに乗ってくれた」と、残り126ヤードを54度のウェッジで打った2打目が直接入るショットインイーグル。「(入った瞬間は)見えました」と、ギャラリーから大きな歓声と拍手を浴びた。
 
トップとは8打差に開いたが、2位グループとはまだ3打差の好位置で週末を迎える。予選落ちした渋野日向子をはじめとする日本勢が苦しんだグリーン上で「タッチは合っている」のは、古江にとって好材料だろう。「注意ポイント? 全部です。フェアウェイをしっかりキープして、(グリーンを)外しても悪いところに行かないように。うまくマネジメントしながらやっていけたらなと思います」。優勝争いへバーディ量産といきたい。

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