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大山志保の公傷期間が1年間延長、JLPGAが承認 2024年中の復帰を目指す

この代名詞ガッツポーズを再びコースで見せたい(撮影:GettyImages)

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は29日、大山志保に適用されているトーナメント特別保障制度の延長を発表した。当初の適用期間は昨年の「リシャール・ミル ヨネックスレディス」から、先週の「リゾートトラスト レディス」までだったが、これが2024年中まで延長される。本人から申請があり、それが承認された。

これはいわゆる公傷制度。今回の延長により大山は24年シーズン内に復帰することで、その時点から22試合(保障競技)に連続して出場することが可能になる(日本女子オープン、TOTOジャパンカップ、JLPGAツアーチャンピオンシップは含まない)。そのうえで、ここで適用される22試合と、制度適用までに獲得していた22年のメルセデス・ポイントの合計が、22年のメルセデス・ランキング50位以内に相当すれば、保障競技終了後から24年シーズンのシード選手として試合に出場することができる。

ただしこの22試合は翌年に持ち越しはできない。そのため、保障競技を最大に活用するために、早期に復帰し、いち早くシード権を得るというルートを目指すことになる。なお今回の延長理由については、JLPGAの方針で選手のプライバシー保護に配慮し公開しない。

宮崎県出身の大山は、ツアー通算18勝を誇る46歳。シード選手だった昨年6月の「アース・モンダミンカップ」以降、試合に出場していない。22年にはメルセデス・ポイント129.01ポイント(95位)を獲得していた。

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