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吉田優利が逃げ切りでメジャー初V 西村優菜に次ぐプラチナ世代2人目の栄冠

雨中の決戦を制した吉田優利。うれしいメジャー初タイトルを獲得した。(撮影:米山聡明)

<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 最終日◇7日◇茨城ゴルフ倶楽部 西コース(茨城県)◇6780ヤード・パー72>

今季メジャー初戦の最終ラウンドが終了した。単独トップで出た吉田優利が3バーディ・4ボギーの「73」とスコアを落としながらも、トータル1オーバーで逃げ切り。2年ぶりのツアー3勝目をうれしいメジャー初優勝で飾った。

幸先良く1番でバーディを奪った吉田だが、その後は前半2つのボギーで失速。後半で百戦錬磨の申ジエ(韓国)に1打差まで詰め寄られるも、17番パー5で値千金のバーディを奪い、3打リードで最終18番へ。最後はパーパットを沈めて優勝を決めると、左こぶしを突き上げて笑顔を見せた。

オーバーパーでの優勝は2016年「日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯」をトータル1オーバーで制した鈴木愛以来、7年ぶり。2000年度生まれのプラチナ世代では、2021年大会Vの西村優菜に次ぐ2人目のメジャータイトル獲得となった。

トータル4オーバー・2位にジエ。トータル6オーバー・3位タイには上田桃子、小祝さくら、リ・ハナ、イ・ソミ(ともに韓国)が入った。

昨年覇者の山下美夢有はトータル7オーバー・7位タイ。地元・茨城出身の金澤志奈はトータル13オーバー・20位タイで4日間を終えた。

原英莉花はトータル13オーバー・20位タイ。アマチュアの馬場咲希(代々木高3年)はトータル21オーバー・50位タイだった。

【最終日の上位成績】
優勝:吉田優利(+1)
2位:申ジエ(+4)
3位:上田桃子(+6)
3位:小祝さくら(+6)
3位:リ・ハナ(+6)
3位:イ・ソミ(+6)
7位:山下美夢有(+7)
7位:佐久間朱莉(+7)
9位:永峰咲希(+9)

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