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米LPGAツアーのキャディ、ケビン・マクアルパインが急死、ノルドクビストの元夫

先週のビュイックLPGA上海でショットを放つアンナ・ノルドクビスト(撮影:GettyImages)

米国女子ツアーでキャディを務めたケビン・マクアルパイン(スコットランド)が急死、米ゴルフウィーク誌など複数のメディアが伝えた。39歳だった。レクシー・トンプソン(米国)、PGAツアーではマーチン・レアド(スコットランド)のキャディとして活躍、2017年にレクシーのキャディをしている時期にアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)と知り合いコロナ禍の2021年に結婚、同年にメジャーのAIGオープンを制していた。

今年8月、ノルドクビストは自身のSNSで「離婚手続きの真っ最中」であることを告白、「静かに見守って欲しい」とコメントを発表していた。

マクアルパインもゴルファーで2006年のスコティッシュアマチュアを制し、コロラド州立大でもプレー、自身はプロへの道を選ばず一時はセールスの職に就いたが、キャディとしてプロゴルフの世界に入った。

死因など詳しい状況は不明で、父のハーミッシュさんは「ケビンが亡くなったことは確認したが、アメリカで何が起こっていたのか何も分からない。体調不良を起こしていたことは本当だが、回復に向かっていると信じていた」と英メディアに応えた。

ノルドクビストは、現在韓国で開催されているBMW女子選手権(10月19〜22日)に参戦していたが、初日を終えて大会から棄権、米国へ戻ったと伝えられている。(文・武川玲子=米国在住)

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