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渋野日向子は予選落ち確実の通算1オーバーに落胆 「いいところなし…だっせえな」

ホステス大会で無念の予選落ちとなった渋野日向子(撮影:福田文平)

<宮里藍 サントリーレディス 2日目◇9日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6513ヤード・パー72>

大会を主催するサントリー所属選手として出場した渋野日向子だったが、2アンダー・24位タイで迎えた2日目は苦しい一日を過ごすことになった。前半3番でバーディを先行させたものの、6番、9番と立て続けに2つのダブルボギー。2つバーディを奪った後半も13、14番の連続ボギーがあり伸ばせなかった。

周囲が伸ばしあいを続けるなか、「75」と3つ落とす結果に。競技終了時点で決勝進出ラインに2打及ばないトータル1オーバーでホールアウトすることになってしまった。予選落ちを覚悟したように、アテスト(スコア申告)を出る時も終始うつむき、落胆する様子を隠さない。

「悔しいしかないので、また次頑張ります」。まだ後続はプレーしているが、現時点で80位タイと週末行きの望みは絶たれている。「ショットもボロボロだったし、グリーン上も全然ダメだった。いいところなしでした。昨日ちゃんと上に入れた分、なんかだっせえなと思いますね」と自らのプレーについて切り捨てた。

「昨日よりもギャラリーさんがたくさん来てくださったから、やっぱり頑張りたかったですけど…。すごい申し訳ない」。2020年に所属契約を結んでから初めて出場するホステス大会で、無念の“途中離脱”となってしまった。

これで米国に戻り、次戦は2週後のメジャー大会「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」(6月22~25日、ニュージャージー州)を予定している。日本で2試合連続で味わってしまった悔しさを、主戦場で晴らしたい。

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