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使用ギアにも”エリカ効果”。原英莉花の日本女子OP復活優勝でブリヂストンへの問い合わせが急増

手術後のリハビリ中には「(今後)本当にゴルフができるのかとも考えました」と引退も頭によぎったという(撮影:GettyImages)

「日本女子オープン」で涙の復活優勝を遂げた原英莉花。今年5月にヘルニアの摘出手術を受け一時は選手生活の継続も危ぶまれていただけに、その優勝争いは多くの注目を集めた。

大会を主催する日本ゴルフ協会の発表によると、最終日の入場者数は9,127人。「紫カントリークラブ・すみれコース 」で開催された昨年の9,417人には及ばないものの、昨年の会場は交通至便な千葉県。今年の「芦原ゴルフクラブ 海コース」は福井県の海沿いで、一時強い雨が降る悪天候だったことを考えれば”エリカ効果”の大きさがうかがえる。

”エリカ効果”は用品契約を結ぶメーカーにも及んでおり、ボール契約を結ぶブリヂストンスポーツは日本女子オープン視聴者と思われる一般ゴルファーからの問い合わせが急増しているという。

「大会翌日の月曜日、何人ものお客様から『原英莉花の使っているボールを教えてほしい』というお問い合わせをいただきました。原プロが使用しているのは『TOUR B X』というツアー系ボールと呼ばれる弊社の主力モデルです。飛距離性能が高く風に強い設計で、タイガー・ウッズも使っています(※タイガーはコンディションに応じて同社の別モデル『TOUR B XS』を使用)。今年の日本女子オープン開催コースは風が強いリンクスコースなので、弊社のボールの性能が優勝に貢献できていたとしたら、大変光栄に思います」(ブリヂストンスポーツ広報)

女子プロゴルファーとして屈指の人気を誇る原英莉花の劇的な復活劇だけに、契約メーカーとしても気合が入るところ。ブリヂストンスポーツはさっそく優勝広告を今週からスタートさせる予定だ。原と契約を結ぶ企業は他にも10社以上あり、この動きに追随するものとみられている。

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