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一度は諦めかけたプロへの道 平塚新夢が再びプロテスト挑戦を決めた理由 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

平塚新夢が再びプロテストに挑む(撮影:福田文平)

JLPGA最終プロテスト 事前情報◇31日◇大洗ゴルフ倶楽部(茨城県)◇6543ヤード・パー72>

2017年のステップ・アップ・ツアー「静ヒルズレディース 森ビルカップ」でアマチュア優勝を果たし、21年6月の最終プロテストで合格ラインに2打及ばず、そして11月は2次予選で敗退した平塚新夢(あむ)。テスト不合格当時は「将来のことも考えて、今回(6月)と次のテスト(11月)でダメなら、選手としては終わりというのも1つ」との考えがあることも明かしていたが、大洗ゴルフ倶楽部で自身5度目となるプロテストに臨む。

ステップ優勝を果たした5年前の平塚新夢【写真】

「去年受けたときは、インドアのレッスンで社員として働きながらやっていました。ラウンドの回数とか、万全の状態で臨めたとも言えなかった。ゴルフを中心とした生活にして、どういう結果になるのか。100%で臨んでみたいという気持ちもありました」

20年の夏頃から茨城県のインドアゴルフ場の社員として働き、練習はもっぱらその職場で行っていた平塚。昨年はコースも「試合がないと回らない」とも話していたが、4度の不合格を経て、より真剣にゴルフに向き合いたいという気持ちが芽生えてきた。その想いが「まだ諦めきれずにやっていました」というひとことに詰まっている。

初受験となった18年のプロテストは、第1次予選を通過したものの、続く2次予選を群発頭痛(目の奥からこめかみにかけ、激しい痛みを伴う頭痛)のため欠場。さらに同年10月には、国から難病と指定されている成人スチル病を発症した。いまでも「薬は服用中で、2カ月に1回くらい通院している」というが、検査では問題ナシ。この4日間もゴルフのみに集中して取り組むことができそうだ。

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