• HOME
  • 記事
  • ゴルフ
  • 「3キロも太っちゃいました」 シニア初優勝を遂げた兼本貴司の嬉しい悲鳴 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

「3キロも太っちゃいました」 シニア初優勝を遂げた兼本貴司の嬉しい悲鳴 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

シニア2年目の兼本貴司が2戦連続優勝に挑む(撮影:ALBA)

<すまいーだカップ シニアゴルフトーナメント 事前情報◇1日◇イーストウッドカントリークラブ(栃木県)◇6867ヤード・パー72>

国内シニア3戦目の「すまいーだカップ」は2日から3日間で開催される。前戦の「ノジマシニア」で清水洋一とのプレーオフを制して、シニア初優勝を遂げた51歳の兼本貴司。1カ月以上の期間が空いたが、今週は2戦連続優勝がかかる。

トップでシャフトが左を指す! 石川遼のスイングを鳥目線で見る【連続写真】

「3キロも太っちゃいましたよ」。お腹に手を当てる兼本。シニア初優勝を遂げてから少しだけ体が大きくなったように見える。初優勝を遂げて地元・広島に帰ると、所属先のグリーンバーンズGCやスポンサー、関係者らによる祝勝会やパーティーが何度も行われたという。「食べて、飲んで、おかげさまで太っちゃいました(笑)。いろいろな方に喜んでいただき、本当に嬉しかったです」。増量したことに嬉しい悲鳴を上げ、あらためて優勝したことを実感した。

2戦連続優勝がかかる今週。「それは到底無理ですよ(笑)。太った分体が回らなくて」と冗談も飛び出したが「コースが苦手なんです」。名匠、ロバート・トレント・ジョーンズジュニアが手掛けた今コース。戦略性が高くアイアンショットの精度の高さが求められる。初出場の昨年大会は、3日間トータル9オーバー・59位タイに終わっている。ショットメーカーの兼本には合いそうなコースだが、「バーディを取りたいパー5で右ドッグレッグが多く…」。ドローヒッターの兼本にはチャンスホールで打ちにくさを感じて伸ばし切れないという。

「昨年はけっこうショットが荒れていたから苦手意識だったけど、今年はちょっと落ち着いているところがあるから」。苦手意識が強すぎて休むことも考えたが、前戦で優勝を遂げていることもあり、前向きに会場入り。「やっぱり、僕の優勝で元気づいてくれる人がいるので、喜んでくれる人のためにもがんばりたいですね」。周囲の期待に応えるために苦手意識は払しょくしたい。

関連記事