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西村優菜が7バーディの猛攻で4位に浮上! 晴れやかな笑顔で「これを続けられたら」

首位と2打差の好位置で2日目を終えた西村優菜(撮影:ALBA)

<ビュイックLPGA上海 2日目◇13日◇チージョン・ガーデンGC(中国)◇6672ヤード・パー72>

直近の2試合は3位、13位。好調をキープしてアジアシリーズに乗り込んだ西村優菜が2日目に爆発し、トータル8アンダー・4位タイに躍り出た。

初日を日本勢最上位の13位タイと上々の滑り出しを決めていた西村は、この日7バーディ(2ボギー)と会心のプレー。
ラウンド後には大会を中継するWOWOWのインタビューに応じ、「朝から雨が結構降っていた。すごく距離が残るので、自分的にはタフなラウンドになるかなって思ってスタートしました。実際に1番でドライバー、3番ウッドと打ってもまだ40ヤードぐらい残っちゃったんですけど。でも、想定していたからあまり考えすぎずに切り抜けられた。それが良かったのかなと思います」と、出だしの1番で喫したボギーも“想定内”と話した。

その後はパーを重ねる我慢のラウンドが続いたが、6番パー4で奪ったこの日初バーディが起点となった。「6番のバーディはいいラインについて、いい距離が入ってくれたのでリズムに乗れたのかなって。(このバーディから)ショットがまとまってきてくれたので、けっこうチャンスも多かったですし、後半も安定していいラウンドができたかなって思います」と流れに乗ると、ここから好調なショットがさらに冴えをみせる。

「ウッドを持つホールが多かったんですけど、7番、9番ウッドが安定してくれてて、そこでチャンスにつけられたのが良かったです」というように、前半を3バーディ(1ボギー)で折り返すと、後半もピン側につけるショットで4つのバーディを奪い「67」と会心のプレーをみせた。ショットについて「あまりコースでは意識せずにラウンドできていて、何かを改善したというわけではないんですけど、すごくいいテンポでラウンドできている。これを続けられたらいいなって思います」。好調をキープする西村がいよいよアクセル全開の気配。

明日からの戦いに向けて「すごく楽しみな位置で週末を迎えられるのはうれしいです。伸ばし合いになるコースなので、しっかり自分もアグレッシブにプレーできたらいいなと思います」と笑顔で語った西村。

この大会前2試合の活躍で、ポイントランキングも一時のシード圏外(81位以下)から急上昇。現在56位で来季のシード権獲得は確実という状況だ。あとは最終戦出場権の60位以内、そして待望の米ツアー初優勝を狙うのみとなった。残り2日間を戦い抜き、その手で栄冠をつかみにいく。

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