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エース達成に大歓声 首位浮上の時松隆光が示すプロゴルファーのありかた | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

リーダーボード

Pos 選手名 Sco 1 時松隆光 -7 B・キャンベル -7 桂川有人 -7 大西魁斗 -7 5 稲森佑貴 -6 今平周吾 -6 7 岩田寛 -5 K・コボリ -5 9 星野陸也 -4 10 香妻陣一朗 -3 順位の続きを見る

時松隆光のファンへの感謝の示し方

時松隆光のファンへの感謝の示し方(撮影:鈴木祥)

<アジアパシフィックオープンゴルフ ダイヤモンドカップ 3日目◇143日◇大洗ゴルフ倶楽部 (茨城県)◇7163ヤード・パー70>

1つ前の選手会長・時松隆光が首位タイに浮上した。3日目の4番パー3でホールインワンを達成。17番でダブルボギーを喫し、単独とはいかなかったがトップの位置で最終日に突入する。優勝となれば4年前の「関西オープン」以来。久しぶりの美酒に酔いしれることはできるのか。

油断をするとこういうトラブルに…

多いときで1日2、3時間もの時間をリモート会議に費やしていたコロナ禍。2020年に選手会長になった途端にコロナが蔓延。自身の練習はおろか、ツアー開催の可否に奔走し、神経をすり減らした。そんな2年間の激務を終えて、今季は表情にも笑みがこぼれる。

「肩の荷が下りた」と本音を明かす。未曾有の事態に気苦労は絶えなかった。だからこそ、いま試合ができる喜びは大きい。4年間未勝利だが、「いまは自分のやりたいゴルフに近づいている」。単独首位で迎えた終盤にダブルボギーを叩いたのは誤算だが、「ホールインワンで浮かれていた。詰めが甘い」と反省。最終日は最後まで気を抜かずにプレーする構えだ。

ホールインワンの瞬間は見えなかった。「いい感じではあった」と満足しティを拾いにしゃがんだら大歓声が聞こえた。「気持ちよかったですね、今年一ですね(笑)」。ティからグリーンまで歩きながら、手を高々とあげて歓声に応える。グリーンに上がってからもずっと手をあげたまま。カップからボールを拾い上げてからもずっとだ。

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