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「QT覚悟」からの一発逆転なるか? 新垣比菜はシード死守かかる戦いへ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

苦戦が続く新垣比菜 正念場で一発逆転はなるか(撮影:佐々木啓)

<大王製紙エリールレディスオープン 事前情報◇16日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6545ヤード・パー71>

現在の賞金ランキングは64位で、メルセデス・ランキングは58位。ともに50位以内に入れば来季のシード権が与えられるが、新垣比菜はここまで苦しいシーズンを過ごしてきた。「去年が終わって、今年中にシード圏内に入れたらと思ってやっていましたが、なかなか上位に入ることができませんでした」。そして、いよいよ突破へのラストチャンスを迎えることになった。

シード圏外の柏原明日架も正念場【写真】

新型コロナウイルスの影響で、2020年、21年シーズンが統合された今季。開幕戦となった昨年6月の「アース・モンダミンカップ」を48位タイで終えたが、なかなか調子が上がらず。その年は13試合で7度の予選落ちを喫した。

初のトップ10入りは、年をまたいで地元・沖縄県で行われた21年の初戦「ダイキンオーキッドレディス」(10位タイ)。その後は8位タイ、7位タイと復調の兆しも見せたが、再び夏場に4試合連続予選落ちと苦しんだ。新垣自身も、この時期が最も辛い時期だったと振り返る。

ツアー本格参戦の18年から2年間守ったシード権を手にするには、ほかの選手の結果にもよるが賞金で600万円(4位相当)、メルセデス・ランキングで80ポイント(6位相当)ほどの上積みは必要。この状況を受け、「QTに出る覚悟はできています。今週は(今季)最後の試合」という言葉も出るが、もちろん“一発逆転”の可能性は十分に残されている。「楽しく回って結果がついてくれば」。全力を尽くし、あとは天命を待つのみだ。

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