湘南・藤田安澄、Fリーグ史上初の女性“監督代行”へ

湘南ベルマーレは、8日に行われるFリーグ2023-2024ディビジョン1第7節において、藤田安澄コーチが監督代行として指揮を執ることを発表した。

女子フットサルのレジェンドが、新たな一歩へ

湘南の指揮を執る伊久間洋輔監督は2日に行われた第6節のシュライカー大阪戦で退場処分となった。第1ピリオド終盤に侮辱行為の判定を受けてレッドカードを受けて退場するとともに、次節の出場停止処分が決定。8日に行われる立川アスレティックFC戦は監督不在となった。

これを受けてクラブは、コーチを務める藤田安澄氏の監督代行を発表した。

藤田氏は現役時代、スペインやブラジルなどでもプレーし、女子日本代表のキャプテンとして国際大会で3度の優勝を果たすなど、女子フットサル界のレジェンドだ。2011年に引退後は指導者として才覚を発揮し、クラブチームなどで指揮を執り、2017年からはブラインドサッカー女子日本代表コーチにも就任。昨シーズン、女性として初めて湘南ベルマーレのコーチに就任した。

女性指導者がFリーグで指揮を執ることはこれが初めてとなるが、藤田氏はコーチに必要なフットサルC級ライセンスはもちろんのこと、Fリーグの監督に必要なB級以上、A級ライセンスをすでに取得済みであり、純粋なFリーグ監督の資格を有している。藤田“監督代行”は、開幕から続くクラブの無敗記録を伸ばすことができるか。采配に注目が集まる。

7月8日(土)

時間 カード 会場
14:30 湘南ベルマーレ vs 立川アスレティックFC 小田原アリーナ

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