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「目をつぶったらもう二度と開かないんじゃないか」 山崎泰宏が感じた“死の恐怖”【心筋梗塞からのフルスイング】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

「死を受け容れた」と言っていた一方で、死の恐怖とも戦っていた山崎泰宏(撮影:近澤幸司)

昨年4月にドラコン大会の会場で心筋梗塞を発症したドラコンプロの山崎泰宏は、手術により一命をとりとめ、その後、ドラコンプロとして現役復帰を果たす。誰もが不可能と考えた山崎の復活劇を追ったドキュメント。

心筋梗塞から復活した山崎泰宏、フルスイングで320ヤード超え!【動画】

今回のテーマは、『死の恐怖と向き合った1週間』。

宇部興産中央病院で心筋梗塞の手術を受けた山崎は、手術前に執刀医の濱田頼臣医師からインフォームドコンセントのガイドラインに沿った手術に関する説明を受け、自分が「このまま放っておいたら死ぬかもしれないし、手術中に死ぬ可能性がある」という極めて深刻な状態にあることを知る。

51年の人生で初めて『自分が死ぬ』かもしれないという現実を突きつけられた山崎は、そのときの気持ちをこう振り変える。

「ああ、もっと早く来なきゃダメだったなとか、我慢したのがいけなかったなといった後悔が大きかった。まあ、ちょっと切なかったですね。でも今更ジタバタしてもしょうがない。人間死ぬときって案外こんなに簡単にいっちゃうんだなって、なんか受け容れちゃったんです。それよりとにかく今気持ち悪いコレをなんとかしてほしい、手術をしてほしいという気持ちでした」

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