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【卓球技術】体の向きで相手を翻弄 逆モーションサービスのポイント

①バックと見せかけてフォアに出すサービス

加藤:まずは、バックと見せかけてフォアに出すサービスについて説明します。これは基本的に巻き込みサービスですが、体をバック側に向けた状態で腕の感覚だけでフォア側に出します。

この時に体を回しすぎるとフォア側に出すということが相手にもバレてしまうので注意しましょう。

②フォアと見せかけてバックに出すサービス

加藤:次にフォアと見せかけてバックに出すサービスの解説をします。これは先ほど説明したサービスと体の使い方が変わってきます。

①のサービスでは体を回さないようにと解説しましたが、このサービスでは体をフォア側に回します。

体をフォア側に向けながらバック側にサービスを出す形になります。

ラケットの動きだけでサービスのコースを調整しようとするとどうしても体がバック側に向いてしまうので、ボールがラケットの上を通り過ぎていくようなイメージを持つと良いでしょう。

なお、これらの体の使い方はロングサービスにも応用できます。フォア側へ出したい時は体を回さずに腕の力で出す、バック側へ出したい時は体を回して出すことで逆モーションサービスが完成します。

実際のお手本動画(別アングル) 5:00~

慣れてきたら同じ出し方でサービスを使い分けられるようにできると良いでしょう。台を広く使って相手を揺さぶることができます。また、このサービスが使えるようになれば普通のサービスも生きてくるようになります。

まとめ

今回お伝えしたサービスは、トップ選手もさりげなく使っているとても重要なサービスです。
回転をあまりかけられなかったりわかりにくいサービスが出せなかったりしても相手がとりづらいサービスを出すことができます。

また、このサービスは、相手が逆をつかれて合わせてきたところを狙うというところまでをセットで考えられるといいかなと思います。

是非一度試してみて下さい。

文:加藤拓也コーチのYouTube KATO卓ちゃんねるより

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