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なぜスポーツにお金が集まらないのか?琉球アスティーダ代表が語る3つの理由

株式上場を決意する

スポンサーが見つからない理由は見えました。つまり、適切な市場から、適正なお金を、適正に集められる仕組みをスポーツ業界は持っていなかったのです。それでは、それをどう解決していくのか。僕が出した結論は、「我々のチーム、琉球アスティーダが、日本のスポーツチームとして初めての株式上場を成し遂げよう」ということでした。

誠意を持って出資してくれた企業へ、誠意を返す。ビジネスとして、当たり前のことをしよう。スポンサーになるメリットが「選手の胸に企業名がつく」ということだけではなく、またそもそもスポンサーやチケット収入に頼った仕組みではなくて、我々はスポーツを基軸としたBtoC、BtoBのマーケティング会社をつくろうと決めました。

そして設立から3カ月後には上場に向けた準備を始めました。 僕はそれまで中小企業の上場をサポートしてきた経験から、様々なケースを見ていましたが、今回の上場にはよりいっそうの困難が待ち受けるだろうということは予測していました。

しかし現状を変えるにはこれしかないという、不退転の気持ちで臨みました。僕を待ち受けていたのは想像した通り、いや、想像以上の困難でした。

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