今季の不振&怪我でキャリアに暗雲の三笘薫、ブライトンは代わりとなる左WG獲得に積極的な姿勢
三笘薫(写真:ロイター/アフロ)
現在腰の怪我で離脱中の日本代表MF三笘薫だが、今夏ブライトンから移籍する可能性は高そうだ。
欧州の移籍専門メディア『トランスファーマルクト』は、今季の不振と怪我の影響により三笘薫の市場価値が500万ユーロ(約8億2000万円)下落し4500万ユーロ(約73億9800万円)になったと試算している。
すでにブライトンも三笘の代わりとなる左WG獲得に積極的な姿勢を見せており、今夏の放出は既定路線といえそうだ。
期待されていたほどの活躍ができなかった三笘
昨季プレミアリーグに衝撃を与えた三笘薫は、今季序盤は素晴らしい活躍を披露していた。
しかし、その後は連戦の疲労によってキレがなくなり、複数回怪我を重ねるなど期待されるほど活躍することができなかった。
2月18日に行われたシェフィールド・ユナイテッド戦後に腰の怪我により長期離脱となることが判明。
これにより三笘の今シーズンは実質終了となった。
ブライトンはすでに三笘の代わりとなる選手の補強に動いている
ブライトンは今夏に三笘を売却する方向性で動き始めている。
2月10日にはノアシュランに所属するイブラヒム・オスマンの加入を発表した。
加入時期は今夏となる。
オスマンは左WGを主戦場としており、19歳ながらすでにプレミアリーグで通用するほどの実力を持っている。
さらにブライトンはアーセナルに所属するネルソンの獲得にも乗り出している。
右利きだが左WGを得意としている。
ジョアン・ペドロやアディングラも左WGを得意としており、ネルソンまで獲得したならば三笘の移籍はほぼ間違いないといえるだろう。
「これ以上市場価値が下がる前に売りたい」
これがブライトンの本音といえるかもしれない。
三笘自身も移籍せずブライトンでプレーを続けることでステップアップどころか熾烈なスタメン争いによって2番手に降格するリスクがある。
それならばメガクラブへの移籍というチャレンジをした方が良いと考えるかもしれない。
果たして三笘は来季どのクラブのユニフォームを着てプレーすることになるのか、その動向に注目だ。
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