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神奈川・湘南「ブルズ フードトラック」でキャンパー肉飯に惚れるの巻【街でキャンプ飯食べ歩記・3食目】

希少部位!「ザブトンのローストビーフBENTO」

フードトラックを始めた10年前から販売しているのが、このローストビーフ。以前は肩ロースを採用していましたが、さらにやわらかく良質な肉を求め、肩ロースのあばら骨側にある“ザブトン”という部位を使っています。

ご飯が進むように、タレはしょうゆ強めのタマネギソース。甘じょっぱくて食欲をそそるアレンジです。これは、呑んだ後の〆に食べたくなる味なのでは。さすが、無骨呑み助キャンパーが考案したメニュー。

【本音レビュー】
「ローストビーフをキャンプでつくろうとすると、火が通りすぎてただの焼肉になってしまうことがよくあるので、こんな風に柔らかく仕上げてみたいと切に思いました。甘さよりしょっぱさのほうが勝っているので、甘めをお求めの人はハンバーグの方がいいかも」


無骨キャンプ飯の元になった石川さんのキャンプスタイルに注目

料理のことを教えてもらう中で気になったのは、そのキャンプ飯の源ともなっている石川さんの無骨キャンプスタイル。無骨キャンプ飯のアイデアとなったそのスタイルについて、使用しているキャンプギアについてちょっとのぞいてみましょう。

“無骨”という言葉の響きが“男前”で“かっこいい”イメージがあって好きだという石川さんが愛用するのは、東ドイツ軍とポーランド軍の軍幕。軍の払い下げのものをWebで購入し、連結して使っています。

お酒が好きな石川さんは、デイキャンプではなく泊まりがけ。キャンプ場に到着したら、サッとテントを設営してまずは一杯。ハイボールを自分でつくり、徐々につまみを調理していきます。

ワイルド味あふれる石川さんですが、「お化けが怖いのでソロキャンはしない」とちょっとおちゃめな一面も。もっぱらソログルキャンを楽しんでいるそう。

焚き火がある時間も大好きで、薪割用には「グレンスフォシュ・ブルーク斧」を愛用中。振り下ろす感覚、握り心地ともに抜群で、力を掛けずに薪を割れるところがお気に入りです。

薪割台は、主にメルカリでキャンプ道具や焚き火グッズを製作販売している「男前’s工房」のまつ吉さんに特注でつくってもらった一品。太めのチェーンが台座に付いているので、使わないときはランタンフックにかけると、ほどよく無骨さが演出されます。

たしかにこんなキャンプサイトなら、肉オンリーなローストビーフとハンバーグが出てきてもおかしくない…。むしろ似合うじゃんと一人納得した筆者なのでした。


今後は東京にも進出予定!出店情報は公式SNSをチェック!

今回は、神奈川・湘南にある「ブルズフードトラック」でキャンプ飯を満喫。キャンプ場で居合わせた無骨キャンパーのテントにお邪魔して、キャンプ飯をおすそ分けしてもらっているような気分に浸れたのでした。

2023年9月時点では、神奈川県を拠点にほぼ毎日出店していますが、今後は東京にも進出予定とのこと!詳しい出店情報は、公式Instagramをチェックしてみてください。

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