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アプローチに“技”は不要! 宮里美香が断言「コロがし一択です」

右足寄りにボールをセットすれば、自然にダウンブローになり低く打ち出せる。左足を引いてオープンに構えることで、スムーズに体が回る

「アプローチで球を上げようとするからミスをします。コロがし一本で勝負しましょう」というのは宮里美香。多彩な技を使いながら寄せていくイメージが強いプロだが、ツアーでもよほどの状況でない限り、コロがしで対応してきたと話す。詳しく教えてもらった。

「ロフトが立ったAWでコロがすのが一番確実です。ロフトが寝ているSWよりもミートしやすく、上げる動きもなくなるうえ、キャリーが少ないため距離感も合いやすくなりますよ。

そして、振り方よりもアドレスが重要です。体重配分は左足6:右足4で構え、フィニッシュまでこの配分を維持しましょう。軸がブレずに入射角が安定します。ボールは右寄りにセットし、オープンスタンスで構えることも大切。ヘッドが上から入り、体の回転でスイングできます。また、左手でしっかり握って左手リードで振ると右手が余計なことをせず、手打ちを防止できますよ。

バンカー越え&ピン近などでは球を上げて止める必要がありますが、そんな状況はまれです。バンカー越えでもピンがグリーンセンターや奥であればコロがしの方が寄る可能性は高い。とにかくミスが少ない打ち方を選択することで、スコアは確実に縮まります。ぜひ試してみてください」。

宮里美香
みやざと・みか/1989年生まれ、沖縄県出身。2009年は米ツアーに参戦。10年、13年の「日本女子オープン」で優勝。米ツアーでは、2012年に初勝利を挙げた。ニチコン所属

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