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佐伯三貴 優勝を飾った李知姫の次戦に向けて「オンニ、頑張って!」とエール

2021年、「フジサンケイレディス」に出場した佐伯三貴(写真:GettyImages)

佐伯三貴が自身のインスタグラムを更新。李知姫(韓国)の優勝で幕を閉じたステップ・アップ・ツアー「山陰ご縁むす美レディースを振り返った。

佐伯は投稿の初めに「山陰ご縁むす美レディースのコースセッティング、解説を務めさせていただきました」と、大会において重要な役割を務めていたことを報告。そして「今年のセッティングテーマは総合力とメリハリ」と、自ら心掛けたテーマも明かした。

レギュラーツアーの次週は日本女子プロゴルフ協会が主催するメジャー大会であることを意識して、「それにも負けないセッティングを目指して大山平原ゴルフクラブのコース管理の皆様には多大なるご協力をして頂き3日間グリーンコンディションが変わらない素晴らしい管理をしていただきました」「猛暑で大変な中、本当にありがとうございました」と、コース管理の人たちの協力と努力に感謝した。

このセッティングの中で開催された大会で優勝したのは、ベテランの李だった。「本当におめでとうございます」と、佐伯もお祝いの言葉を贈る。

李は2000年のプロテストに合格。翌01年には早くもレギュラーツアーで初優勝を挙げ、19年までには通算23回の優勝を遂げている。しかし昨シーズンにシード権を失ってしまったため、今シーズンは2000年に1試合のみ出場した経験があるステップ・アップ・ツアーにも出場。今回の優勝は長いプロ生活の中でも初めての同ツアーでの優勝だった。

李の次戦はメジャー大会である「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」に歴代チャンピオンの1人として参戦する予定。メジャー大会を意識してセッティングした本大会での優勝が、2回目のメジャー制覇に向けて大きな弾みとなるか。佐伯も「知姫オンニ頑張ってください」とエールを送っていた。そう、佐伯がオンニ(お姉さん)と呼ぶとおり、現役で活躍する李の方が年上なのだ。

投稿では2人が仲よく並んだ写真、そしてガラス製の優勝プレートを手にした写真が公開された。試合を終えた李の柔らかい雰囲気の笑顔が印象的だ。さらに実況を務めた小西綾子、ラウンドレポーターを務めた三浦桃香とのスリーショット。そして最後は雄大に聳える大山(だいせん)の美しい姿も。

この投稿には「お疲れさまでした」「すごく解説聞きやすかったです」と佐伯に向けられたコメントや、「ステップに李さん出てるとは!」「さすがベテラン、強いですね」と李に向けられたコメントが寄せられていた。

コメントの中には「三貴さんも、試合出てください」との声も。ツアーを離れても人気の高い佐伯と、まだまだ現役として活躍する李。2人のベテランプロのますますの活躍を期待するファンは多い。

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