1位は2009年レイカーズの優勝メンバー。NBAで最もトレード回数が多い選手TOP5を発表!<DUNKSHOOT>

現役のアリーザ(左)は9回、キャンビー(右上)とキャセール(右下)は7回のトレードを経験している。(C)Getty Images
2021-22シーズンのトレード・デッドラインは現地時間2月10日に設定されている。締め切りが迫った2月8日には、プロ入りからポートランド・トレイルブレイザーズ一筋だったCJ・マッカラムが、ニューオリンズ・ペリカンズにトレードされ話題となった。

どんな選手にとっても移籍は付き物だが、なかには頻繁にトレードに出され、毎年チームを入れ替わっている者もいる。ここではトレード回数が多いNBA選手TOP5を発表する。
■5位タイ:マーカス・キャンビー(7回)
キャンビーは、コビー・ブライアントやアレン・アイバーソン、スティーブ・ナッシュらが指名された1996年ドラフトでトロント・ラプターズから1巡目2位指名を受けて入団。キャリアでブロック王に4度輝くなど守備力に定評があったビッグマンは、2年間ラプターズでプレーし、98年にニューヨーク・ニックスへトレードされた。

2002年にデンバー・ナゲッツへ移り、07年に最優秀守備選手賞を受賞。17年間を通じて6球団でプレーしたが、FAでチームを移ったのは2013年の1度きりも、契約したヒューストン・ロケッツでは1試合もプレーせず解雇された。

■5位タイ:サム・キャセール(7回)
1993年にNBA入りし、94、95年のロケッツ優勝に貢献したキャセールは、キャリア平均15.7点を誇ったスコアリングPGだ。3年目終了後の96年8月にチャールズ・バークレーとのトレードでフェニックス・サンズに移籍も、同年12月にダラス・マーベリックスに放出、そのわずか2か月後の97年2月にニュージャージー(現ブルックリン)ネッツへ移籍と短期間でトレードに出された。

08年2月にロサンゼルス・クリッパーズから解雇され、キャリア初のFAとなり、ボストン・セルティックスと契約。同球団で3度目の優勝を味わった。09年の引退後はコーチの道に進み、現在はフィラデルフィア・セブンティシクサーズのアシスタントコーチを務めている。

■3位タイ:クリス・ギャトリング(7回)
ヘッドバンドがトレードマークの左利きのビッグマンは、91年にゴールデンステイト・ウォリアーズに入団。96年2月にティム・ハーダウェイとともにマイアミ・ヒートへ移籍するも、同年にマーベリックスと契約した。シックスマンながら在籍1年目からオールスターに選出されたが、球宴のわずか8日後にネッツに放出される憂き目に遭った。

95年にはフィールドゴール成功率でリーグ1位、キャリア平均10.3点、5.3リバウンドと成績自体は悪くなかった。しかし00年にはシーズン中に1回、オフに2回と1年で3度のトレードを経験したように、チームに不可欠な存在にはなれなかった。
■3位タイ:デイル・エリス(8回)
83年にマーベリックスでデビューしたエリスは86年にトレードでシアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)に加入して才能が開花。シュート力を武器に、1年目から4年連続で平均20点以上をあげ、89年はオールスターに出場した。

ナゲッツ時代の97年は36歳にして平均16.6点、ソニックスに復帰した翌年も11.8点とシューターとして存在感を放ったが、99、00年にそれぞれ2度トレードに巻き込まれるなど、晩年はチームを転々とした。
■1位:トレバー・アリーザ(9回)
1位は現在ロサンゼルス・レイカーズでプレーしているアリーザだ。36歳のベテランは、04年のドラフト2巡目43位でニックスに指名されてNBA入り。オーランド・マジックを経て07年に地元球団のレイカーズに加わると、09年は3ポイントとディフェンスが売りの3&Dとしてコビー・ブライアントやパウ・ガソルの負担を軽減し、チームの優勝に貢献した。

09年オフにロケッツと契約を結び、初年度に自己最多の平均14.9点をマークしたものの、わずか1年でトレード。同一球団における最長在籍年数は4シーズン(ロケッツ/14~18)で、複数回在籍したのは3球団(レイカーズ、ロケッツ、ワシントン・ウィザーズ)、シーズン中のトレードも6回経験している筋金入りのジャーニーマンだが、ドラフト2巡目指名から優秀な脇役に成長したことは称賛に値する。

構成●ダンクシュート編集部

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