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阿部未悠、生命線の1Wシャフトを「昨年良かったVENTUS TR REDに戻した」【勝者のギア】

ツアー初優勝を果たした阿部未悠のバックの中身を見てみよう(撮影:鈴木祥、ALBA)

<富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 最終日◇7日◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6535ヤード・パー72>

首位タイから出た23歳の阿部未悠が、最終日に8バーディ・1ボギーの「65」をマーク。終盤の4連続バーディでトーナメント記録のトータル15アンダーまで伸ばし、21歳の佐久間朱莉を退けて念願のツアー初優勝を果たした。まずは、今週活躍したギアについて、こう答える。

「私はドライバーが一番得意なのですが、調子があまり上がらなくて、生命線だと自分でも思っていた部分なので、(今週は)シャフトを替えました。去年後半に使っていたシャフトに戻したのですけど、そこがすごいかみ合ってくれて。ドライバーも良かったですし、あとはチップインもしましたし、17 番のサードショットもそうですが、58度かな。あとパターもすごい入ってくれたので、1番といわれると難しいんですけど、その辺かなと思います」(阿部)

契約するブリヂストンの「全部が良かった」と前置きしつつも、今週戻したドライバーシャフト『ベンタスTRレッド』と、3戦前に替えたパター『PLD MILLED ANSER』の出来が特に良かったことを明かす。

「元々アマチュアの時にピンタイプを好んで使うタイプだったので、すごい見た目が懐かしいパターが練習グリーンの横に置いてあるなと手に取ったのがきっかけ。自分が思っている出球というか、初速が出るパターだなと感じて、これをいただけますかと貰って使っています。替えてからすごいパターも入っているし、いい感じだなと思います」

生命線であるドライバーは、今季開幕からヘッドやシャフトなど別のモノをテストしていた。シャフトをサポートするフジクラのツアー担当者が昨年のテスト状況を含めてシャフトを戻した経緯を明かす。

「以前『SLAP』という機械でフィッティングした時に【先系の方が合いやすい】データが出て、昨年9月に『SPEEDER NX BLACK』(50S)と『VENTUS TR RED』(50S)をテストしました。その週は『NX BLACK』を使いましたが、本人の振り感は『TR RED』の方が良かったので50Rも試して翌週から使いました。

『VENTUS』シリーズの方向性の良さと、フィーリングが合っていた点を気に入ってくれていると思います。今季の開幕戦辺りは『SPEEDER NX GREEN』を使用していたり、ヘッドの種類を試行錯誤したりしていたようですが、今回『TR RED』で結果が出たことを私たちも嬉しく思います」(ツアー担当・飯村俊也氏)

阿部も春先から試行錯誤し迷った中で「振りやすかったシャフト」に戻した理由について、こう話していた。

「自分の中で振っていて【このヘッドにはこのシャフト】と、ドライバーだけはやるタイプですけど、そこが上手くハマっていない気がして、なんでだろうと。思い切って『去年のものに戻してみよう』とコーチと話して、今週の練習日に替えて、これだったらいいかもしれないと思って替えました」とシャフトチェンジが初優勝へつながった。

【阿部未悠の優勝ギア】
1W:ブリヂストンB2HT(9.5°VENTUS TR RED 50R 45㌅)
5,7W:タイトリストTSR2(18,21°SPEEDER NX GREEN 60S)
4,5U:ブリヂストンB3 MAX(22,25°Tour AD HY)
6I~PW:ブリヂストン221CB(SteelFiber i70cw)
G,A,SW:ブリヂストンBRM2(48,52,58°DG95 S200)
PT:ピンPLD Milled ANSER・プロトタイプ
BALL:ブリヂストンTOUR B X

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