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20年大会のリベンジに燃えるローリー・マキロイ しかし練習ラウンドでは家族からの電話にデレデレ? 

練習ラウンド中でも家族からの電話に神対応なマキロイ(撮影:GettyImages)

米国男子ツアープレーオフシリーズ第2戦「BMW選手権」の開幕が迫るなか、各選手が練習ラウンドを行い、難コース・オリンピア・フィールズCCの攻略法を模索している。米国男子ツアー公式インスタグラムは、ローリー・マキロイ(北アイルランド)の練習ラウンドの様子を動画で公開。しかし、マキロイは練習ラウンドながら、デレデレな様子だった。

マキロイは251ヤードの8番パー3のティショットした直後に「僕のスマホが鳴ってるの?」とティを拾いながら問いかける。耳をすませば、聞き覚えのある着信音も聞こえる。キャディのハリー・ダイヤモンドから「エリカ(マキロイの妻)からだよ」とスマホを手渡されると、「ハロー!」と大きな声で電話に出た。

電話の相手は、エリカさんと愛娘のポピーちゃん。試合中の男らしい姿とは打って変わって、父親モード全開なデレデレ姿で受け答えするマキロイがなんだか新鮮だ。マキロイは「いま、ハリーと一緒にゴルフコースにいるよ」「今日は学校どうだった?」など、ポピーちゃんと電話をしたまま、グリーンへと向かって歩いて行った。

オリンピア・フィールズCCでの開催は2020年ぶり。マキロイは当時、2日目に首位タイに立ったが3日目以降で失速。トータル3オーバーの12位タイで大会を終えた。マキロイが失速した理由の一つは、ポピーちゃん誕生間近でゴルフに集中しきれていなかったから。「試合を最後まで戦えるか、あるいはきょうのラウンドを終えられるかと思いながらプレーしている」と、途中棄権を考えていたほどだ。さらに、連覇のかかっていた「ツアー選手権」の欠場も考えていたという。ポピーちゃんはそんなマキロイを気遣ったのか、「BMW選手権」終了直後の月曜日に誕生した。

当時ポピーちゃん誕生にそわそわしていたが、今大会では愛娘からの応援をパワーに変えて戦える。5月の「全米プロゴルフ選手権」から8試合連続トップ10と好調のマキロイ。20年大会のリベンジとなるか期待だ。

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