メジャー制覇後に“茨城〜大阪”を家族ドライブ　山下美夢有を襲っていた“最終日の異変”とは？ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

いざ、2週連続優勝へ（撮影：福田文平）

＜ほけんの窓口レディース 事前情報◇12日◇福岡カンツリー倶楽部 和白コース（福岡県）◇6299ヤード・パー72＞

先週メジャー初優勝を挙げた山下美夢有は、「終わってから一気に出ました」という疲れと、充実感を胸に今週の舞台・福岡県に入った。

プロコーチが語る「山下美夢有は日本一美しいアドレス」【画像】

4日間トップを守り切って手にしたビッグタイトル。だが2位に6打差でスタートしながら、最後は3打差まで迫られた最終日のプレッシャーはやはり大きかったようだ。「後半はずっと胃が痛くて…。最後にパットを決めた時に痛みが治まりました。神経も使っていたので、ダルさがありましたね」。その“内情”についてこう明かす。

さらに優勝後の移動でもグッタリ。会場でのすべての用事を済ませ、日曜日中には自宅のある大阪まで戻ったのだが、その手段は父・勝臣（まさおみ）さんが運転する車だった。会場となった茨城県から500キロ以上の距離があり、無事に到着したのは深夜3時30分過ぎ。翌日はケアなどに充てたものの、なかなか疲労は抜けない。

とはいえゴルフの調子自体は「先週から変わらずいいかな」と、プレーへの影響は大きくなさそうだ。先週は高速グリーンを攻略したが、今週は雨の影響で重たいグリーンで戦う必要がありそうなのは気をつけないといけない部分。「5メートルのパットだと、8メートル打つくらいの感覚。（プロアマ戦では）ショートして手前から切れる、ということがほとんどでした」。2週連続優勝に向けて、その対応を求められる。