飛距離アップはタイミングが命! メトロノーム BPM68で練習しよう

「毎日メトロノームで練習すると、頭の中にリズムが残るので、試合でもそのタイミングに合わせて打てます。BPMが68より早いと手打ちになりやすいです」(大和田)

どんなにヘッドスピードが速くても、インパクトのタイミングが合わなかったら飛距離は出ません。だから私は昔からメトロノームを使った練習をやってきました。

やり方は簡単。スマホのメトロノーム機能を利用して、一定のタイミングでボールを打ち続けるだけです。ヘッドスピードが40〜45m/sであればBPM68のリズムが理想です。HS40m/s以下だとBPM62がオススメ。

BPM80など早いテンポで打つと、上体から力んで打ちにいってしまいます。ゆったりテンポで振る方が、下半身から切り返せて体の回転で“重く”振ることができます。このテンポで練習してみてください。

大和田紗羅
おおわだ・さら/1994年6月7日生まれ、福島県出身。昨年、ドラコン世界一を決める「PLDA女子ドラコン世界選手権」で日本人初優勝。公式最長記録は342ヤード。LPGAティーチングプロA級取得者

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