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やっぱりスーパースター! ステフィン・カリー、最終18番の“6ポイント”イーグルで劇的勝利

息子とともに優勝を喜ぶステフィン・カリー(撮影:GettyImages)

ネバダ州レイクタホで開催されているセレブリティによるゴルフトーナメント、「アメリカンセンチュリー選手権」の最終日。首位でスタートしたバスケットボール界のスーパースター、ステフィン・カリー(米国)が最終18番パー5でイーグルを奪い、6ポイントを獲得して勝利した。

ステーブルフォードポイント方式の大会でポイントはパーが1ポイント、バーディは3ポイント、イーグルは6ポイントを獲得。カリーは17番パー3をボギーとして、首位をいく元プロテニスプレーヤーのマーディ・フィッシュ(米国)に4ポイントビハインドで18番パー5を迎えた。
 
逆転にはイーグルしかない状況で、セカンドショットを約6メートルに2オンさせたカリーは、このパットを見事に沈めて6ポイントをゲットし、パーとしたフィッシュに逆転勝利。前日のホールインワンに引き続き、大歓声のなか両手を広げて18番グリーンを走り回るとアーシャ夫人とがっちり抱き合った。
 
勝利を見守った父のデル・カリー氏は「まるでブザービーターで3ポイントを決めたようだ」と興奮した。
 
同大会はスポーツ界を中心としたセレブリティが集まる大会として知られ、34回目を迎える。ゴルフ好きで知られる多くのスーパースターたちが集まるのだが、さてその腕前は? 米ゴルフウィーク誌がハンディキャップ特集を組んだ。
 
優勝したカリーはNBAのゴールデンステート・ウォリアーズのスーパースターでPGAツアーにも参戦するほどの腕前でハンディキャップは+2.2! 元NFLダラス・カウボーイズのQB、トニー・ロモ(米国)は+1.6とプラスのハンディキャップが続々。実際、ロモは昨年覇者で同大会を3度制している。
 
NBAの元祖スーパースターのマイケル・ジョーダンは1.3! フロリダ州の自宅近くに“ザ・グローブ23 ”という自身のコースを作ってしまうほどのゴルフ好きとして知られている。ダスティン・ジョンソン(米国)の義理の父、NHLのレジェンド、ウェイン・グレッツキー(カナダ)は9.4のシングルゴルファー。
 
ジャズサクソフォーン奏者のケニー・G(米国)もゴルフ好きとして知られ、その腕前は1.6。さすがセレブリティは腕前も素晴らしい!(文・武川玲子=米国在住)

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