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植竹希望 シャフトの折れ曲がった練習用クラブを使用も「めちゃくちゃ良いです」と効果を実感

熱中症からも回復、メジャー制覇を目指す植竹希望(撮影:佐々木啓)

女子プロゴルファーの植竹希望が自身のインスタグラムを更新。緩やかな角度でシャフトが折れ曲がった練習用クラブでボールを打つ動画を公開した。

「この練習器具重心管理する感覚がとても出るのでめちゃくちゃ良いです」と紹介したクラブ。1枚目の写真ではネックの部分に若干の違和感はあるものの、これが特別な練習用のクラブには見えない。

しかし続く動画を見たとたんに驚かされる。なんとシャフトの真ん中あたりで明らかに折れ曲がっているのだ。しかもそのクラブで正確にボールを捕らえ、その練習効果を実感しているあたりは、プロゴルファーならではの研ぎ澄まされた感性なのだろう。

この個性的な練習用クラブは「片山晋呉さんから頂きました ありがとうございました」と感謝の言葉を綴っていた。日本ツアーで永久シード権を獲得している名プレーヤ直伝の練習方法は、植竹の技術の向上にも大いに貢献することが期待できる。

動画を見た人たちからも、「クラブを折ってしまったのかと思いました」と、折れ曲がったシャフトを驚くコメントが続いた。また、この夏の猛暑の影響でトーナメントの最中に搬送されるというアクシデントも経験した植竹の体調を心配する声や、回復を喜ぶ声もあった。

植竹は1998年生まれ、東京都葛飾区出身。2017年のプロテストに合格すると、20年にはステップ・アップ・ツアーで優勝。22年には「KKT杯バンテリンレディスオープン」で、2時間6ホールに及ぶプレーオフを制して、嬉しいツアー初優勝を飾っている。
 
7日に初日を迎える「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」の初日は、新海美優、種子田香夏と同組でラウンド。ツアー2勝目をメジャー大会で飾ることを目指す。

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