藤田寛之はギリギリ予選通過 現役最長の24季連続賞金シードに一歩前進「もうちょっと頑張りまーす」 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 香妻陣一朗 -9 T・ペク -9 3 小林伸太郎 -8 薗田峻輔 -8 浅地洋佑 -8 杉山知靖 -8 7 片山晋呉 -7 矢野東 -7 谷原秀人 -7 小鯛竜也 -7 順位の続きを見る
頑張る52歳 藤田寛之が逆転シードへ力をふり絞る(撮影:村上航)
<マイナビABCチャンピオンシップ 2日目◇5日◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7217ヤード・パー72>
「奇跡でございます」。一時は予選通過圏外のトータル3オーバーまで落ちた藤田寛之が、バックナインで3連続バーディを奪うなどトータル1アンダー・56位タイにカムバック。カットラインギリギリで予選通過を果たした。
藤田は今年の6月で52歳になった。現役の賞金シード選手のなかでは最年長。23季連続シードは、片山晋呉と並んで現役最長となっている。しかし、今季ここまでの賞金ランキングは66位。同56位のジャズ・ジェーンワタナノンド(タイ)の海外獲得賞金は、国内男子ツアーに15試合以上出ないと加算されないため、現状では66位までが賞金シード圏内。藤田はいままさに崖っぷちのライン上にいて、24季連続賞金シードは微妙な状況にある。
それだけにこの予選通過は大きい。今季の残り3試合も予選通過さえできれば、賞金シードは確保できそうだ。
「今までシードが危ないと思ったことがない」藤田が、「今年はちょっと無理なんじゃないか」と弱気になっているのは、ショットの不調に原因がある。「自分のなかでスイングを壊したと思っていて、左に飛ぶのが嫌だと思いながら打っているように見えるはずなんです。左に曲がる残像がどうしても消えなくて、それが直らないんですよね」。
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