過去には松山英樹が連覇 「アジアアマ」出場の日本勢9人発表

松山英樹はアジアアマでの優勝から世界に羽ばたいていった(写真は2010年大会)(撮影:GettyImages)

<アジアパシフィックアマチュア選手権 事前情報◇6日◇ロイヤル・メルボルンGC(オーストラリア)>

アジア太平洋NO.1アマチュアを決める一戦が、10月26日(木)に開幕を迎える。その戦いに挑む日本勢の名前が発表された。

本来ならば各国7人が上限(開催国は10人)となっているが、昨年大会で3位に入った鈴木隆太、5位に入った隅内雅人も出場権を獲得したことで、“異例”となる9人がエントリーリストに名を連ねた。

中でも注目なのは、先週のABEMAツアー(国内下部)「ダンロップフェニックストーナメントチャレンジinふくしま」で史上8人目のアマチュア優勝を遂げた杉浦悠太だ。今大会最上位のアマ世界ランキング20位ということもあって、現地では優勝候補の一角として期待が集まっている。

また、今年の「日本アマ」を制した中野麟太朗、国内女子ツアー年間女王・山下美夢有を姉に持つ勝将らをはじめ、日本のトップアマが名門ロイヤル・メルボルンに集結する。

過去には松山英樹が2010、11年に連覇を達成。18年には金谷拓実、2021年は中島啓太が優勝を果たしている。

今大会の優勝者には翌年の「マスターズ」「全英オープン」の出場権が与えられる。

【日本勢の出場者一覧】
・杉浦悠太/すぎうら・ゆうた(日大4年)
・山下勝将/やました・まさゆき(近大3年)
・佐藤快斗/さとう・かいと(埼玉栄高3年)
・松井琳空海/まつい・りうら(香川西高2年)
・下家秀琉/しもけ・すぐる(大阪学院大4年)
・中野麟太朗/なかの・りんたろう(早大2年)
・大嶋港/おおしま・みなと(関西高3年)
・隅内雅人/すみうち・まさと(日大1年)
・鈴木隆太/すずき・りゅうた(日体大3年)

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