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“KKコンビ”と同級生 ツアー通算20勝を誇る谷口徹【きょうは誰の誕生日?】 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

サングラスがトレードマーク(撮影:米山聡明)

2度の賞金王にツアー通算20勝。2018年には50歳にして国内メジャーVなど、数々の記録を残してきた谷口徹が、きょう2月10日で54歳となった。19年まで22年連続で賞金シードを維持するなど、長年ツアーの第一線で戦ってきた名手だ。

谷口徹はドライバーもハンドファーストに構える【連続写真】

奈良県で生まれた谷口は13歳からゴルフを始め、ゴルフ部に在籍したPL学園高校時代は桑田真澄と清原和博の“KKコンビ”と3年間クラスメイト。同志社大学卒業後の92年にプロ入りし、同年の「全日空オープン」でツアーデビューを果たした。

98年の「三菱ギャラン」で初優勝を飾ると、00年はシーズン2勝を挙げて賞金ランク2位、02年は年間4勝を挙げて初の賞金王に。07年には2度目の賞金王に輝いた。40代に突入しても変わらぬ強さを見せる。09年の「ANAオープン」で2年ぶりに勝利すると、10年と12年には国内メジャーの「日本プロ」を制し、12年は藤田寛之と賞金王を争い賞金ランキング2位となった。

圧巻だったのは50歳で迎えた18年の「日本プロ」。最後の72ホール目で5メートルのバーディパットを沈めてトップに追い付きプレーオフに持ち込むと、その2ホール目でも再び5メートルを決めてバーディを奪取。尾崎将司が持っていた“49歳109日”を上回る、“50歳92日”で国内メジャー最年長優勝記録を更新。ツアー通算20勝目を挙げ、5年シードを獲得した。

サングラスがトレードマークで、若手の面倒見がいい。気になる選手にはトーナメント会場で熱のこもったレッスンを行い、食事に誘って話を聞く。18年からはシニアツアーにも参戦し、19年に「日本シニアオープン」、21年は「スターツシニア」と2勝をマーク。技術の高さはもちろん、勝負どころで力を発揮するグリーン上の強さはツアーでも屈指。今年もレギュラー&シニアでその雄姿が見られるだろう。

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