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渋野日向子と勝みなみは同組で練ラン 西村優菜は“元世界ランク1位”合流で18ホールを確認

ともに練習ラウンドした渋野日向子と勝みなみ(撮影:ALBA)

<アセンダントLPGAベネフィッティング ボランティアーズ・オブ・アメリカ 事前情報◇3日◇オールド・アメリカンGC(米テキサス州)◇6517ヤード・パー71>

アーカンソーから南西におよそ520キロ、車で5時間半移動したテキサスが今週の舞台。米国の非営利団体『ボランティア・オブ・アメリカ』が冠スポンサーを務める大会が、現地時間5日(木)に開幕する。日本勢は渋野日向子、勝みなみ、西村優菜の3人が出場。開幕2日前の火曜日には全選手がコースに入り、練習ラウンドを行った。

ある程度のアップダウンがあり風が穏やかだった先週とは一転、このオールド・アメリカンGCはグリーンがより小さく、湖に面したフラットなコース。この日は乾いた風も吹き、それも考えたマネジメントが必要になってくる。とはいえ、昨年大会はチャーリー・ハル(イングランド)がトータル18アンダーで制しており、バーディ合戦が予想される。

西村は午前中からプレーを開始。自身のスマホでスイングを撮影して念入りにチェックする、という場面が多くみられ、細かい調整に余念がないといった様子。折り返した10番では、世界ランキング1位にもなったアタヤ・ティティクル(タイ)が合流し、待ち時間には会話を楽しむ姿もみせながら、18ホールを確認した。

先週は最終日最終組に入って優勝争いを繰り広げ、米自己ベストの3位タイでフィニッシュ。来季のシード権獲得に当確ランプを灯した。さらに勢いづきたいところ。

渋野と勝の“黄金世代コンビ”は、一緒に1番からスタートした。笑顔で会話をしながらも、グリーン周りなどではそれぞれがそれぞれのルーティンでコンディションを確認していた。前日にインコースを回っていた渋野に対し、勝はこの日が初ラウンド。渋野は9ホールで切り上げたが、勝はそのままプレーを続行し18ホールを回った。

開幕前日のあす水曜日にはプロアマ大会が行われ、渋野、勝、西村の全員が参加する予定。アジアシリーズ前の最後の試合。残り1日の最終調整を進めていく。(文・笠井あかり)

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